守「そんで?どうなん?
バイクの運転怖いって」
竹内「うん。なかなか
曲がるのが怖くて・・
なんかコツあんのかな」
そう・・・この泊まりは
バイクの運転の相談だ。
ついでに地元の祭りに
行ってみるぐらいだ。
学校ではバイクのことは
話ができないのでこんな
形で相談してきていた。
学校でバイクの話しを
する人もいるが僕と守君
はろくにしていなかった
乗ってないとシラを切り
普通に登校してたから。
守「とりあえず・・・
話ししてもわからんから
バイク見てみるかな」
司「そうやね。天気も
いいしバイク日和やね」
竹内「じゃあ外行く?
バイクガレージあるし」
バイクを見にガレージへ
そして・・・少し引いた
竹内「これ。俺のバイク
どう?まだ買ったばっか
であんま乗ってなくて」
守「・・・おう」
司「・・・モンキーか」
竹内君のバイクは・・・
モンキー50だった。
こっちが悪いんだけど
勝手に250と思ってた
とりあえず外へ出す。
そして見てみることに。
何回かキックでエンジン
をかけていった。
竹内「バイクって・・・
キックすんの面倒やね」
守「おっ・・・おう」
司「・・・」
ボボボボボッ・・ブンッ
竹内「やっとかかった」
守「とりあえず乗って。
そんで走ってみてや」
竹内「うん・・行くわ」
竹内君は走り出した。
特に問題なく走っていく
司「問題あんのかな?
普通に走れてるやん」
守「そやな。遅いけど
安全運転してる感じや」
そしてすぐにわかった。
交差点を曲がる時だった
司「あっ。ウインカーを
出してへんやん。それに
全然傾いてへんって」
守「曲がれんのか・・・
まぁ気持ちはわかる」
真っ直ぐは走れるが
曲がるとなるとできない
初心者にありがちな事だ。
そして1周して戻ってきた
竹内「ふぅ。どうかな?」
守「曲がる時怖いんか?
全然曲がれてへんやん」
竹内「うん。自分では結構
曲がってるつもりやけど。
なんか上手くできんねん」
司「免許は原付だけ?」
竹内「そうやけど。筆記
試験だけでよかったし」
司「まぁそうやね・・・
簡単に取れるもんね」
原付免許を取り出す人が
この頃辺りから増えた。
原付に乗ってるかどうか
で違いが別れていた。
中型免許を持っていると
なると珍しかった。
お金もかかるしそんなに
大きいのは乗らないから
高校生は頑張ってバイト
して原付が精一杯になる
だからかなり少なかった
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