第1150話 全部に納得

2024年6月14日

第40部-春休み終了-

t f B! P L
洋平「驚きましたか?」

司「そりゃあ驚くよ。
全然わからへんかった」

守「本家のひとつ下とは
交流なかったからなぁ」

それで・・あの態度に
あの強さ・・・剛法中心
の武の使い方・・・

喧嘩にも動じない精神。
そして・・・頭の使い方

学校へのバイク登校・・
学校での過ごし方・・・

全部に納得がいった。

司「言ってくれたら
よかったのに・・・」

言ってもらってもその時
聞いてなかったと思うが

いまさらだけど・・・

洋平「いずれわかると
思ってましたので・・」

魂輝「洋平。それよりも
この学校に洋平とタメを
張れる相手いたんです?

それが気になりますよ」

洋平「あー。タマ・・・
それはまた後で・・・」

魂輝「洋平とタメを
張れる相手はレアです。
チェックしとくですよ」

魂輝君は興味津々だった

この場で気づいてほしい
ところだったけど・・・

守「タマ・・・俺や・・
色々あって・・・俺や」

魂輝「守?なんでです?
え?守とやったです?」

洋平「そう。ボッコボコ
にされてこうなってん」

守「アホ言うな。やられ
たんは俺の方やんけ」

本家と分家での勝手な
喧嘩は認められていない

やりすぎるので・・・
基本的に禁止だった。

正当な理由があったなら
認められるがほとんどの
理由が認められてない。

本家も無茶苦茶だし・・
分家も無茶苦茶だから。

どっちも正しくない事が
多く決着がつかないから

だけど・・・

本家というのがわかって
僕らも気が楽になった。

魂輝「じゃあ行くです。
後ろ乗ればいいですよ」

洋平「おう。頼むわ」

守「待て待て。タマは
まだ1年経ってへんやろ
2人乗りは捕まるぞ?」

魂輝「しゃあないです。
それに近いですから
なんとか大丈夫ですよ」

守「あかんって。おい。
洋平っつったか?俺も
ついてったるから俺の
後ろにのればいい」

洋平「えっ?マジですか
じゃあお願いします」

司「しゃあないなぁ。
暇やから僕も行くわぁ」

後輩とわかりみんなで
鹿角さんのとこに行く。

鹿角さんのところへ行き
最近原付で来ていない
事を聞いた。

洋平が原付で来てたのは
兄の原付を借りていた。

バイクに少しでも慣れて
おきたかったらしい。

しかし数日前から兄が
また乗るようになったの
で足が無くなってしまい
買うのを魂輝に相談して
一緒に見に行くことに
なっていたという事だ。

他の1年も僕達の後輩に
なるのかを聞いた。

他の後輩は総合格闘技の
ジムに通ったりしている
だけで全員違っていた。

一段落して道場の事を
話しして盛り上がった。

そしてなぜか僕と守君に
特別敬ってくれていた。

それは2年前に僕らと
本家の交流戦を見ていて
目立っていたかららしい

あまり覚えがないが・・

後輩だとわかってから
話せることも多くなって
一気に距離が縮まった。

それから数日が過ぎ洋平
の相談に乗ったり話を
する機会も多くなった。

そして何も問題なく日が
過ぎ中間テストも終わり
連休のゴールデンウィーク
を楽しみに待つだけだ。

第40部-新学年問題- 完

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