??「あっ。守~。司~」
フルフェイスが手を振る
誰なのかがわからない。
??「ちょっと。無視する
のはひどいですよ」
守「・・・誰?お前?」
??「誰って。僕ですよ。
なに言ってるんですか」
フルフェイスを取った。
守「なんや。タマかいや
フルフェイスわからん」
魂輝「あっ。そうですね
ごめんです~」
司「へぇ~。これが魂輝
君の買ったバイク?」
魂輝「そうです~。
まだ乗りなれてなくて」
守「なんでここおんの?
運転したかったんか?」
魂輝「違うです。今日
呼ばれてたんですよ。
バイク見たいって言うの
で迎えに来るって約束を
してるんですよ」
司「鹿角さんのとこ?」
魂輝「そうです。僕が
こっち来た方が早いので
ここまで来たんですよ」
司「へー。誰やろ?」
魂輝「それよりも守。
どうしたですか?怪我
してるみたいですけど」
守「まぁ・・ちょっとな
学校では言われへんから
帰ってから話したるわ」
魂輝「そうですか。
じゃあ帰ったら聞きます」
司「そのバイクを見たい
相手はまだ来ないの?」
魂輝「着いたってメール
さっき送ったんですけど
もうすぐ来るってメール
来たのでもう来るです。
あっ・・・あれです。
おーい。ここでーす」
僕らも振り返って見る。
守「・・・ん?」
司「あれ?なんで?」
さすがにちょっと驚いた
洋平「・・・ん?あれ」
魂輝「洋平~。ここです
うわっ。どうしたです?
その顔喧嘩しました?」
洋平「あぁ。ちょっとな
お疲れさまです。先程は
失礼してすみません」
司「なに?どういう事?
2人はどんな知り合い?」
魂輝「どんな知り合いって
洋平は道場のリーダーです
僕らの代の冠位明稜帝の」
司「ええっ。マジで?」
ということは・・・
僕らの後輩になるのか?
だけど・・・知らない。
さすがに1つ下の後輩の
事は覚えている。
守「あ?違うやろ?
確か誠やなかったか?」
司「そうそう。確かそう
やったと思うねんけど」
魂輝「誠はリーダーです。
それは合っていますよ」
守「そうやろ?だって俺
一応リーダー覚えてる」
魂輝「分家のリーダーは
そうなんですけど・・・
本家は洋平なんですよ」
司「本家・・・?」
守「ってことは・・・」
僕らの後輩になる・・・
直接的ではないが・・・
本家の後輩とは何度か顔
を合わせてるぐらいだ。
全然わからなかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿