1年「洋平。効いてる
から一気にいけって~」
洋平「うっさい。今のが
効いてたら攻めてるわ」
1年「・・・??さっき
のわき腹効いてるって」
司「飛んでたっての。
衝撃はほぼ逃げてるよ」
洋平「それに邪魔するな
ってさっき言ったやろが
気が散るから黙っとけ」
洋平は静かに見ていた。
守君の一挙一動を・・・
守「お前・・・空手出身
の総合みたいやなぁ?」
洋平「そうですね・・」
守「ええ蹴りしとったわ
突きもかなり早かった」
洋平「気づいてないか。
よし・・これやったら」
洋平はどっしりと構えた
空手の構えをとった。
守「こーへんのか?
じゃあこっちから・・」
守君から仕掛ける。
真っ直ぐ直突きを打った
ビュッ・・・パシッ・・
司「・・・えっ?」
守「なっ・・・」
僕は目を疑った・・・
守君も時間が止まってた
洋平が・・・突きを右手
で流し懐に入り込んだ。
洋平「まず一発・・・」
ゴンッ・・・
守君の顔に頭突きをして
守君が無防備になった。
守「つっ・・・」
洋平「念の為もっぱつ」
下から肘を打ち上げて
守君のアゴを打ち抜く。
守「がっ・・・」
守君の体が後ろに流れる
洋平「これで入れば」
後ろに流れたところへ
右の廻し蹴りに全力を
込めて大振りで蹴った。
ドガアアァッッ・・・
まともに綺麗に入った。
洋平「ハァ・・ハァ・・」
司「あかん。完璧や。
技の繋ぎ方に入れ方が
ちゃんとわかってる」
守君は体の力が抜けて
その場に倒れこんだ。
守「ハア・・・ハア」
1年「やったぁ~。
勝ったぁ~。見たかぁ」
司「ここまでとはなぁ。
格闘技レベルちゃうわ」
ちょっとまいった。
言うだけのことはある。
こっちの認識が甘かった
ここまでのレベルだとは
一切考えてなかったから
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