第1142話 問題児

2024年6月3日

第40部-春休み終了-

t f B! P L
守「おい。問題児。
お前かかってこいや」

守君は洋平を指差す。

洋平「・・・」

1年「おい・・・洋平。
洋平やないと無理やぞ」

洋平「・・・」

守「おい。さっさと来い
なんで3年にたてついて
俺にはたてつかんねん。

俺の言ってる事ってのは
勝手な事言ってるだけや

正当性はないはずやぞ」

司「確かに・・・そう」

実際ただの八つ当たりだ

3年や2年が言ってた事
と同じような事に近い。

多数決でどっちがおかしい
かをすれば僕らがおかしい
と言われるだろう・・・

1年「おい・・洋平・・」

洋平「・・・わかった。
やる・・・やったるわ」

考えに考えた上で・・・
洋平は戦うことを選んだ。

守「それでいい。そうじゃ
ないとおもろないねんや」

洋平「いいか・・・お前ら
絶対に・・邪魔すんなよ」

1年「邪魔なんてせんわ。
やったってくれ。洋平」

洋平が上着を脱ぎ前へ来た
そしてお互い対峙した。

守「いつでもええぞ」

洋平「お願いします」

ザシュッ・・・ビッ・・

守「なにっ?くっ・・」

つま先で土を蹴り上げて
守君にそのまま詰める。

洋平「っしゃあぁ」

洋平は脇腹を殴る。
守君は見えていない。

ドシイィッ・・・

守「ぐっ・・・!!」

1年「お~。さすがぁ」

司「やるなぁ。あの子」

ズザザザザッ・・・
守君が膝をついていた。

立とうとするが・・・

洋平「おらぁぁ!!」

洋平は間をとらせずに
追撃し守君の顔を蹴る

バシイッッ・・・

守「つっ・・・危な」

両腕でガードをする。
止められた洋平はすぐに
足を戻し真っ直ぐ突く。

パアアンッ・・・

守「うぐっ・・・」

洋平「よしっ!!」

まともに綺麗に入った。
守君は後転し立ち上がる

守「おー。いってぇ・・
久しぶりにモロもらった

総合やってるだけやと
思ったら喧嘩できるやん

土蹴ってこれるとはなぁ
今のは俺が甘かったわ」

守君から甘さが消えた。
護身術から切り替える。

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