第1141話 判断対応

2024年6月2日

第40部-春休み終了-

t f B! P L
1年「それって・・・
俺らのせいですか?」

司「いや。わからん。
わからんけど後は君ら」

1年「うるさくしてた
奴らが悪いと思うけど」

司「うん。せやから半分
の責任はとってもらった

残り半分の責任は君や」

1年「おい。洋平~
なんか言ったったら?

この先輩ら頭悪いって」

洋平「すんませんした」

1年「なんで謝るねん。
洋平どうしてんやぁ?
この人らはなんやねん。
なんでそんな下やねん」

洋平「それはな・・・」

1年で話しされても前に
進まないので割り込む。

司「あの時言ったやんね
邪魔さえせんかったら
好きにしてええって。

でも・・邪魔されたから
もう謝られても遅いねん

さっさと覚悟決めてや」

1年「おい。洋平。
喧嘩売られてるぞ?」

司「やっと気づけた?」

洋平「・・・」

洋平は何も言わない・・
ただずっと黙っていた。

守「あー。もうええから
さっさとかかってこい。

お前をこのままほっとい
たら保健室でゆっくり
眠られへんねんや」

守君が前に出て行った。

戦闘状態に入ったまま
前に出て行った。

脱力状態で自然体。
足はすり足気味で近づく

1年「洋平がやらんの
やったら俺がやるわ。

2年やからって偉そう
にされても困るしや」

洋平「・・・ん?
おい待て。やめろっ」

1年が前にやってきた。
腕に自信があるようだ。

お互い近づき間合いに
入った瞬間・・・

1年「よし・・とれる」

1年は体勢を低くして
タックルで倒しにきた。

司「あれ?素人ちゃう?
総合かな?あの入り方」

1年「やったれ~」

何も知らない相手の場合
多少の油断から一気に
もっていかれる事がある

思った以上に苦戦したり
下手をすると負ける。

が・・僕は心配してない

最初っから戦闘状態に
入っていたので判断対応
には特に問題なかった。

ドッ・・・ピシッ・・・
ズシャアアアッ・・・

守君はタックルを上から
がぶって相手の首に手を
当て体重を抜き落として
地面に顔を叩きつけた。

相手の事を知らないのは
向こうも同じだった。

タックルとられた後に
取られる行動はジタバタ
するかただ踏ん張るのか
背中を殴ってくる事とか
をすると思ってただろう

肘を落とそうとしても
届かないし体勢も崩れる
ので一気に倒しこめる。

だから特に間違っている
選択肢でもなかった。

が・・・相手が悪かった

というよりも守君の姿勢
をよく見てたらタックル
を選択はしないもんだ。

脱力状態の反応は早い。
合気道でも重視してる。

守「次ぃ。来いやぁ。
睡眠妨害の罪は深いぞ」

1年「・・・すげぇ」

洋平「あのアホ・・・
やめろ言うてんのに」

1年はすくんでいた。
守君の倒し方にびびった

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