2年「なんで謝らんねん。
悪いと思ってへんのかぁ」
洋平「1年の買った食券を
勝手に奪う奴に何を謝らな
あかんのかわからへん」
2年「それは違う人やろが
俺の言ってんのは・・・」
洋平「先輩の言ってる事を
聞いてても原因はそこや。
そいつをかばおうとして
巻き添えくって悪いって
言われても聞けるかいな。
それに昨日その先輩の方
から殴りかかってきたのに
言われても聞かれへんわ」
2年「うっさいねん」
洋平「なんやの?それ。
ほんま面倒くさいな・・」
司「たしかに・・・」
1年の言い分が正しい。
2年は学年が1個上と言う
だけで物事を言っていた。
2年の言ってることは・・
普通に聞いてたら確かに
面倒くさいことだった。
僕らでも聞く気がない。
守「2年の負けやなぁ。
はぁ。しゃあないか」
守君が前へ出て行った。
止めに入りに動き出す。
誰かが止めないと・・・
終わらない。
経験が無いのだろう。
自分達での止め方が
わかってないようだった
なので・・・心理として
誰かが止めて終わる形に
してあげないとかっこが
つかない。
先輩としての立場もある
守「はいはい。終了。
朝からもめんのやめ~」
洋平は黙って礼をした。
そして辺りを探して僕を
見つけ僕にも礼をした。
僕はちょっと・・困った
2年「なんやねん。お前
邪魔なんはどいとけや」
2年「おい・・やめろ。
そいつ・・・沢田や」
守「どいときたいけど。
そろそろ先生も来るぞ?」
2年「知るかぁ。先生に
びびってへんわぁ。ボケ」
2年「おい。やめろって」
1人がやたら興奮していた
それを友達が止めていた。
守「ここが引き際やのに。
ほんまわかってへんなぁ。
しゃあないなぁ。一発だけ
殴らせといたるか」
守君は自分を殴らせて一度
落ち着かせようとしてた。
が・・・
洋平「おい。コラ。お前。
今誰にボケって言ったぁ」
守「ちょっと待てや。
なんでお前が切れるねん」
予想外の事態が起こる。
守君が少し戸惑っていた。
1年がいきなり切れだした
昨日見ていた限りこっちは
簡単に収まりそうにない。
威圧感が昨日よりも強い。
軽い気持ちで2年を止めに
入った守君じゃてこずる。
必死になってまで止める気
があったら心配はしないが
司「これは・・・あかん。
しゃあない。止めるか」
僕も間に割って入る。
1年を止めに間に入った。
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