第1123話　今後のメンテ

柴田「おいーっす」

店員「おっ。来たんか。
PCXそこ出してるから」

柴田「ありがとう。
そうそうこれこれ」

一回り大きいスクーター
が用意されていた。

柴田「これはどう？
乗り心地も問題ないやろし
操作性も特に問題ない。

シートも広いし女の子が
乗るんやったら楽やけど。

燃費もいいし」

理子「すごいいいですね。
それいくらするんですか」

柴田「だいたい３０万。
でも２０万でええけど」

理子「えっ？いいんですか
ありがとうございます」

店員「おいおい。ボン。
そんな値段で売れへんぞ。
PCXは人気もあんのに」

柴田「ええねん。まぁ
とりあえずこれはくれ。

近々仕入れ入ってくるから
そん時１台返すから」

司「いや。ちょっと待って
柴田さん。それ定価でいい
から売ってやって下さい。

不足分は俺が出しますから
いつもお世話なってるし」

柴田「いや。ええって。
うちは仕入れ強いから」

司「嫌です。今後のメンテ
もあるでしょうからそれも
含めて定価で売って下さい

理子はバイクの事そんなに
わかってないしこれからも
わかろうとしないと思うし
お世話になると思うので」

柴田「・・・怖いな。司。
そこまで考えてるとは」

理子「いいよ。司。あたし
これが気にいったから自分
で全部出すからいいって」

司「いや・・・いいから。
じゃあ契約お願いします」

柴田「戻ってから話すか。
どうせ今日納品無理やし」

柴田さんのお店に戻って
手続きを進めて話をした。

金額は２８万で話がついて
整備もしてもらえる事に。

親にも確認して購入できた

柴田「よし。これで終わり
じゃあ後は保険の手続きや
ナンバープレートとったり
するから全部完了したら
また連絡するから」

司「はい。お願いします」

理子「お願いします」

僕と理子は席を立った。
もう時間は６時だった。

理子を乗せて家まで帰る。
２号線を走って帰った。

理子を家まで送ってから
僕も家に帰って休んだ。