第1122話 全部売約済

2024年4月7日

第40部-春休み終了-

t f B! P L
柴田「つーかさ。買うのは
いいけど親は買っていい
って言ってんの?」

理子「はい。それは承諾を
もらっています」

司「確認します?」

柴田「それやといいけど。
どうせ後で確認するし。

そんで・・・決まった?」

司「ええ。この辺りですね
この辺りがええと思って」

シグナスかアドレスまで
絞っていた。

理子「これにしようかな。
これって司のと同じ?」

司「僕のは100やからそれ
よりも馬力は低いよ。でも
100でもけっこう伸びるから
125やともっと伸びるかな」

柴田「おいおい。頼むわ。
あのアドレスを一緒にすな

司のあのアドレスは特殊に
なってるねんからな。

マフラーもええやつやし」

司「えっ?そうなの?」

柴田「乗りやすいように
いじってあんねん。野田が
乗ってた時に調整したわ」

司「知らんかった・・・」

柴田「理子ちゃん。予算は
いくらで考えてんの?」

理子「えっと。20万ぐらい
で考えています」

柴田「それやと・・・
だいたい17万が限度か。

んー・・・まぁえっか。
ちょっとこっち来てくれ」

僕と理子は黙ってついてく

柴田「おーい。源三~。
PCXあったかなぁ?」

源三さんはここの店長で
柴田さんの次に偉い人。

さっきすーっと去って
いった人がこの人だった。

源三「どうしましたぁ?
PCXすぐに売れるからもう
無いですよ」

柴田「あれ?300台程
あったと思うねんけど」

源三「この1ヶ月の間で
全部売れてますよ」

柴田「中古もないの?」

源三「中古はあります。
でも全部売約済ですよ」

柴田「1台もない?」

源三「ありませんけど」

柴田「そうか・・じゃあ
ちょっと電話するわ」

柴田さんは電話をした。
親の所に聞いてたみたい

柴田「あっちあみたいや
司達。一緒に行こうか」

司「どこにですか?」

柴田「俺の親の方の店。
源三。悪い。ちょっと
あっち行ってくるから」

源三「わかりました。
早めに帰って来て下さい
今日は業者来ますので」

柴田「わかってるって。
じゃあ悪いな。頼むわ」

僕達は柴田さんの車に
乗って移動した。

10分後・・・
バイク店についた。

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