そして・・・僕達は・・
司「こんにちわぁ~」
理子「失礼します・・・
うわっ・・こわっ・・」
店に入るといつも通り
複数グループのヤンキー
達がバイク整備をしてた
みんなこっちを見てた。
そしてみんなやたらと
僕に声をかけてきてた。
完全な冷やかしだけど。
??「お前・・その子・・
もしかして彼女か?」
司「ええ。そうです。
普通の子なんでびびら
せんとって下さいよ」
??「なんもしてへん」
司「見た目怖いですよ
それだけでびびるし」
「はっはっはっは~」
何度も顔を合わせてる
ので嫌でも知り合いに
なっていたからこんな
事も普通に言えてた。
司「じゃ。すんません
今日はデートなんで。
整備の相談また今度に
させてもらいますね」
??「おう。またな」
軽く礼をして後にする
バイクのことはバイク
好きのヤンキーから
教えてもらっていた。
僕も守君も色々聞いて
教えてもらってた。
そしてバイクを見てた
スクーターを見ていた
店員「よう~。司ぁ。
どうした?彼女か?」
司「ええ。彼女です。
今日スクーターを選び
に来てるんですけど」
店員「お~。そうかぁ
どんなんがええの?」
司「・・・かわいいの
がええみたいです」
店員「・・・えっ?」
少しの間無言になった
予期してない答えだ。
どんな言葉を発すれば
いいか考えていた。
店員「いや~。そうか
かわいいのかぁ~。
じゃあごゆっくり。
見てってくださーい。
そうかぁ。かわいいの
がええんかぁ~」
そういって去ってった
上手にフェードアウト
していってた。
司「ずるい・・・」
なんかずるいと思った
動揺してたはずなのに
ゆっくり逃げていった
しかも不快感を与えず
去っていったから・・
理子「ねえねえ。司。
これってどうかなぁ」
司「ん?どれかな?
あー。ビーノか・・・
でもそれ50ccのやで」
理子「50ccかぁ・・・
125ccはないんかなぁ」
司「ある事はあるけど
中古になってまうよ?」
理子「うーん。そうかぁ
でも新車がええなぁ~」
見た感じではわからな
かったが理子はちょっと
バイク選びが楽しそうだ
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