第1117話 ほっとく

2024年3月14日

第40部-春休み終了-

t f B! P L
司「じゃあどうするの?
このままほっとく訳にも
いかんと思うねんけど」

守「まぁ・・・そやな。
でも確かに司の言う通り
ただの調子のりでもなさ
そうやからなぁ。

もうちょっとほっとくか

上級生が下級生に対して
いきなり言うのもなぁ」

司「そだね。やっぱり
きっかけがないとね」

上級生だからと言う理由
で下級生を下に見るのは
ちょっと違っている。

そういう教育を道場で
詳しく教えられていた。

とりあえずほっておく。
そういうことになった。

昼休みを過ごし午後の
授業を受け放課後になる

司「う~ん。終わったぁ
今日もなんか疲れたぁ」

理子「司。じゃあ行こ」

司「うん。わかってる。
そうや。守君の予定って
空いて・・・ないね」

守君の方を見ると色々と
同級生から誘われていた

みんなと帰りにどっかに
寄って遊んで帰るらしい

司「じゃあ守君。お先」

守「おう。ばいばい」

理子「じゃあね~」

僕と理子はすぐに出て
バイクで鹿角さんの所へ
向かってバイクを見てた

そして・・・守君は・・
男子と女子で遊びにいく

男子「じゃあ沢田君。
新開地で待ち合わせで」

守「わかった。じゃあ
新開地に先行っとくわ」

女子「じゃあ後でね~」

電車組と別れ待ち合わせ
をして別々に向かう。

バイクの元へ行った。

守「・・・ん?」

守君がバイク置き場に
着くと原付で来ている子
が帰る準備をしていた。

??「お疲れさまです」

守「あぁ・・・お疲れ」

守君は戸惑っていた。
ちゃんと挨拶をされた。

守「なぁ・・・お前」

??「はい?」

守「今から帰るんか?」

??「いえ。今から学校の
ツレらと遊びに行きます

俺だけ原付なんで今から
追いかけなあかんくて」

守「・・・そうか」

守君はこの時学校に原付
で来る事を注意しようと
してたが・・・

自分と同じ行動なので
何も言えなくなっていた

??「じゃあ失礼します」

キュルキュルキュル・・
バババババッ・・・

原付で帰っていった。

守「こりゃあ手強いな。
司の言ってたんもわかる

これは注意しづらいぞ」

守君もこの時に判断した

目立ちたがりでもない。
調子に乗るのでもない。
計画犯的に乗ってきてる

調子にのって原付に乗る
タイプじゃなかったので
注意するのが難しい。

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