第1109話 深さ

2024年2月29日

第40部-春休み終了-

t f B! P L
守が半分出すと言う事で
話はまとまり購入の手続き
に奥へ一緒に向かった。

柴田「おう。おう。んなら
それでええんやな?」

鹿角さんは手続きの途中に
電話がかかってきてたのか
電話で話をしていた。

柴田「わかった。じゃあ
そういう手続きにするわ。
わかった。はーい」

鹿角さんは電話を切った。

柴田「さてと・・・2人共
ちょっとこっちへ来い」

守・魂輝「??」

柴田さんが部屋を出る。
守と魂輝は後ろを歩く。

柴田「ニンジャはやめや。
買うならこっちにしろ」

守「これVTR?」

鹿角さんが見せたのは
VTR250だった。

柴田「ニンジャもええけど
ニンジャはライディングと
しては初心者向けやない。

ニンジャはどっちかって
言うと好きで乗るバイクや

それに目立ってまうから
学校の通勤にはきついな」

魂輝「なんでそんなことを
知っているんですか?」

柴田「さっき魔人に聞いた
いきなりニンジャはあかん
絶対にタマはこけるから。

ニンジャはやめさせたって
言うて嘆いとったわ(笑)」

魂輝「そうなんですかぁ」

守「問題ないでしょうね。
VTRはええと思うわ」

魂輝「そうですね。守が
いいって言うなら安心です

じゃあ変更してください」

柴田「ちょうどよかったわ
これ売りたかったしなー」

そして手続きに入っていく

守「じゃあこれでできた。
合計金額いくらですか?」

柴田「全部込めて40万」

守「・・・えっ?」

魂輝「ニンジャよりも相当
安いんですね~」

柴田「そーそー。安いのが
さばけてよかったわ~」

守「いや。待ってください
VTRもっと高いですって

ニンジャよりも10万以上
は高かったはずですって」

魂輝「そうなんですか?」

柴田「よぉ知ってんなぁ。
バイク屋でもないくせに」

守「定価で売って下さい。
割引もいりませんから」

柴田「ええねん。今回は
全部込みで40万でええ」

保険やナンバープレートの
代行手続きも全て込みで
VTRが40万円で買える
ということだった。

守「よくないですって。
いつも世話なってますし」

柴田「あのなー。世話を
してるつもりはないねんな

ガキはガキで甘えを受けて
おいたらええねんや。

んで自分が大人になった時
誰かにやったってくれや」

守「それ・・・は・・・」

守が持っているアムリタ
教典の内容の一部だった。

守よりもっと昔から持って
実践してきて身につけてる
ので深さが違っていた。

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