店員「司ぁ。直ったぞ~。
ちょっと確認してくれや」
司「はーい。じゃあ僕は
これで失礼しまーす」
司はブレーキパッドの交換
が終わって確認しに行った
魂輝「高校生ってすごーく
楽しそうで楽しみですよ」
柴田「そうか?」
魂輝「はい。見ていると
やっぱりそう思いますよ」
柴田「自分次第やけどなー
おもろいもおもろくないも
ぜんぶ自分次第で変わる」
守「そうですよねー。
でもタマは待ってるだけの
やつちゃうからその辺りは
大丈夫やと思いますけど」
柴田「はははっ。そうか。
それやったら大丈夫やろ」
自分からは何も行動せずに
誰かからの誘いや告白を
待っているだけだったら
熱くなれることはない。
それじゃあ行動してきた
奴らみたいにはなれないと
言う事を言っていた。
話をしているとバイクの
修理のお客さんや見にきた
人達が増えてきていた。
守「タマ。客が多くなって
きたからバイク見ようか」
柴田「あん?なんでや?
店の気を使ってんのか?」
守「さすがにね。あんまり
仕事の邪魔したないです」
柴田「そうか。偉いやんけ
飛燕とは大違いやなぁ~」
そんな時・・・入口あたり
から店員が挨拶している声
が聞こえてきていた。
安部「朝からうっさいなぁ
俺に挨拶せんでええって。
そんで鹿角はおるんか?」
店員「奥にいますよ」
安部「そうか。ありがと」
安部さんが奥にやってきた
安部「おう。おるやんけ。
守も久しぶりやんけ」
守「ごぶさたしてます」
柴田「なにしに来たんや」
安部「経理のことでな。
お前。店の確定申告の計算
普通に間違ってるねんや」
柴田「任せてるやんけ。
上手いことやってくれや」
安部「もうちょっと交際費
使った方が売り上げ下がる
せやからこの辺り使えや」
柴田「税金下がるんか?」
安部「そやな。そんで今年
のうちに仕入れとれるなら
仕入れとっておけばええぞ
ちょっと黒字出すぎやわ」
大人の話になっていた・・
中小企業なのに結構な金額
の話が聞こえてきていた。
守は邪魔になると思って
魂輝と一緒にバイクを見る
魂輝は守にわからない事を
色々聞いて選んだ。
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