第1106話 武術バカ

2024年2月25日

第40部-春休み終了-

t f B! P L
しばらく守君と話をして
いると人が色々入ってくる

主に常連のヤンキーが多い

バイク好きはなぜか不良率
が異様に高いのは謎だけど

そして・・・やっと来た。

柴田「おいーっす」

店員「ちはっす。社長」

客「お疲れさまっす」

柴田「あー。ええから。
挨拶とか客がすんなや」

いつも勝手に工具を使う
事ができる常連はさすが
に無視はできなかった。

そして奥へやってきた。

柴田「なんやお前ら?」

司「おはようございます
お邪魔してまーす」

守「来るの遅いですよ。
けっこう待ちましたよ」

柴田「なんで待つねん。
待たれることないやろ」

守「いやー。あるんです
弟がバイク欲しがってて
買いに来たんですから」

柴田「あー?弟と?」

柴田さんは周りを見渡す
しかし誰かはわからない

柴田「弟って確か・・・
タマって子やったか?」

守「魂輝が正しいです。
おーい。タマぁ~」

魂輝「はーいです」

魂輝君がやってきた。

守「俺が世話なってる人。
ちゃんと挨拶しとって」

魂輝「沢田 魂輝です。
守がお世話になってます」

魂輝君は一礼をして
しっかり頭を下げていた。

礼儀をしっかりと通す。

それを見て柴田さんは
判断をすぐにしていた。

柴田「お前がタマかぁ。
よろしくな。柴田や。
ほれ。名刺やるわ」

魂輝「ありがとです~」

名刺を渡して少し座って
話しをする状態になった

柴田「んで?弟はどんな
バイクが欲しいんや?」

弟「んー。難しいです。
僕はかなり無知でした」

柴田「無知でええねん。
最初っから知識あったら
バイクは楽しくないわ」

守「そーそー。だんだん
知ってかなおもんない」

柴田「その前にやな。
免許は持ってんのか?」

魂輝「持ってますよ~。
国際免許をとりました」

柴田「国際免許か・・・
恐ろしい取りかたするな

じゃあ問題はないか・・

ゆっきーの入れ知恵か?
バカ魔人じゃそんなこと
考えられへんやろうし」

魂輝「ゆっきー?」

守「マミィのことや。
鹿角さんはダディ達と
同じ時間過ごしてた人や」

魂輝「そうなんですか?」

柴田「学生の頃やけどな。
最近はたまーに飲みに行く
程度やねんけど」

魂輝「ダディまでお世話に
なっててすみませんです」

柴田「へっ?はっはっは。
おもしろいな~。弟は」

守「うちの家はタマ次第で
できてる部分があるから。

掃除とか洗濯とか炊事とか
の権限持ってるのタマや」

柴田「そんで武術バカか?
そりゃあ性質悪いわなぁ。

野田の言ってる事わかるわ
強いってもんじゃないな」

魂輝「あれ?先生のことも
知ってるんですか?」

守「先生のひとつ上が鹿角
さんやからな。先生をバカ
にできる人やねんや」

魂輝君はこの時に親同士の
繋がりを色々と知った。

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