第1105話 実用的

2024年2月24日

第40部-春休み終了-

t f B! P L
店員「知り合いか?」

司「ええ。守君の弟です
じゃあそこに置いてある
ジェイドは守君の?」

魂輝「守もいますよ。
奥でコーヒー飲んでます」

司「ほんと?じゃあ僕も
お茶しとこーっと」

司は奥へ進んでいった。

司「おはよう~。守君」

守「おう。どしたんや?」

司「アドレスのブレーキが
キュルキュル言い出してん

パッドがほとんど無いから
換えてもらおうと思って」

守「ふーん。それでか」

司「後はついでに理子が
スクーターが欲しいって
言うからその下見にも
来てんけどね」

守「あれ?宮城は確か今
教習所通ってなかったか?

中型取りにいってんのと
ちゃうかったっけ?」

理子は原付をとってから
原付を買いたいと言ってた
が原付は制限がきついので
せめて原付2種という事で
免許を取りに行っていた。

どうせ取るなら中型で
乗るのは小型がベストだ。

僕がそうアドバイスをした

司「うん。今日卒検みたい
2回目の卒検やってさ」

守「1回落ちてんのか?」

司「急制動失敗してんて。
まぁしょうがないけどね」

守「あったなぁ。急制動。
あれ一発勝負やからなぁ」

司「そうそう。せやから
なだめるん大変やったよ。
妙にへこんでたからさぁ」

守「そんで免許とったら
どのスクーター乗るん?」

司「んー。わかんないけど
125のスクーターやろね。

速度制限とか2段階とか
なければいいと思ってる
ぐらいやと思うから」

守「ふーん。実用的やな」

司「守君はなんでいんの?
魂輝君もいてどうしたん」

守「タマがバイク欲しい
言うから買いに来たんや」

司「えっ?でも魂輝君は
3月生まれやなかった?」

守「そうやねんけどな。
あいつ国際免許とっててな

法律的にも乗れるねんや」

司「何?国際免許って?」

守「海外でも乗れる免許や
15やったら取れるからなぁ

あっちは免許ゆるいねん。
申請だけで取れるからな。
無条件で400まで乗れる」

司「はぁ~。すごいねぇ。
アメリカ生まれは強いね。

確か20歳になったら国籍
どっちにするか選べるって
言うの父さんから聞いた」

守「そうそう。その通りや
よう知ってるやんけ」

司「たまたま覚えてただけ
そんで魂輝君はどんぐらい
のバイク探してんの?」

守「かっこいいのやってよ
運転ができるだけやねん。
まだ何も知らんねんや」

司「そっか。そりゃそやね
魂輝君はこれからやろね。

僕らもなーんにも知らへん
と乗ってたもんね~」

高校生になるぐらいだと
バイクの知識はろくにない

なので見た目でしか判断
できなくてもしょうがない

乗っていくと色々わかる。

違いもわかるしデザインで
選ばなくなるようにもなる

それに誰かが教えてくれる

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