第1102話　免許取得

そして・・守君は・・

守「ただいまぁ～」

由紀「お帰り～」

魂輝「お帰りです～。
どうでしたか？旅行」

守「あー。後にしよう。
マミィ。早いやんか。
仕事もう終わったん？」

由紀「今日まで休み。
明日から仕事行くけど」

守「あん？休んでた？」

休みをとれるほど暇じゃ
ないはずと知ってた守は
すごーく疑問を持ってた

魂輝「見るですよ。守。
僕免許取れたですよ～」

守「なに言ってんねんな
タマは免許取れんやろ」

３月生まれの魂輝君は
免許が取れる訳がない。

魂輝「とったですよ～。
ほら。見てください」

魂輝は守に免許を見せた
守は手にとって見てた。

守「タマ・・マジか？」

魂輝は確かに取っていた
その免許証は・・・

守「これ国際免許やんけ
アメリカ行ってたんか」

由紀「タマがどうしても
バイクに乗りたいって
言うから守達が旅行に
言ってる間に行ってん」

守「国際免許あったかぁ
でも強引な手使ったな」

由紀「タマはアメリカで
生まれてるから戸籍が
残ってるからスムーズに
いけたから早かったよ」

アメリカで免許を取得
する場合試験はまず無い

免許申請の手続きだけで
終わるので全てが早い。

魂輝はアメリカで生まれ
ているので戸籍は残る。

それを利用してアメリカ
で免許を申請し受け取る

そしてすぐに他の国でも
乗れるように国際免許で
乗れるように手続きした

なので日本でも乗れる。
という法律を使っていた

魂輝「守。僕のバイク
買うの付き合うですよ」

守「もう買うんか？
当分はジェイド一緒に
乗ってもええけど？」

今はまだ春休み・・・
そんな焦る必要はない。

魂輝「行きたいんです。
僕はバイクの良し悪しが
よくわかんないですから
守に色々聞きたいんです

すぐに買わないにしても
バイクを選びたいです」

守「そうか・・わかった
行くんはええねんけど
バイトの都合があるから
ちょっと待ってや。
４月６日ならいけるわ」

魂輝「わかったでーす。
じゃあ４月６日ですよ」

守「はいはい。わかった
俺疲れたから少し休むわ

マミィもお疲れやったな
あんま無理はすんなよ」

由紀「普段親らしいこと
してないから無理せんと
親らしいことできんし」

守「そうか・・そやな。
体には気をつけてくれ」

そういって守も休んだ。

それからはバイトに励む
普段の一日が過ぎて行き
充実した休日を送ってた

そして・・・４月６日が
あっという間にやってきた

第39部-選択決断旅行-　完