第1094話 モヤモヤ

2024年1月11日

第39部-選択決断旅行-

t f B! P L
父「なんで食うんや?」

司「だって理子が反省して
思いっきり背伸びして普段
いけないような食事奢って
くれるって気持ちがさぁ。
食べない方があかんやん」

僕はドヤ顔で言ってた。
誰も否定できないような
正論を言ったつもりだ。

野田「おおっ。言うね~」

司「でしょ?先生でも
そういう判断やと思うし」

野田「あれ?俺は違うよ。
俺はこの時は食わへん」

司「えっ・・?なんで?」

父「食べたら負けや。
軽くゴメンねって謝られた
だけで許してまうねんな。

許す気がなかったとしても
簡単に許してしまうんや」

司「・・・そうかも」

ちょっと想像したら・・・
許してしまってる自分が
安易に想像できてしまった

この軽くゴメンねってのが
豪華な食事と連動されると
反省してるように見える。

反省してるかどうかなんて
わかんないのになぜかそう
見えてしまうようになる。

軽く謝っただけなのに・・

2人での話し合いとかなら
一生懸命謝られても許す事
ができない自信もあるのに

豪華な食事が一緒にあると
なんか・・・ダメだ。

野田「これ使われる方は
全く気づかんからええねん

使う方からすると計算以上
に効果あるから有効やねん

こういう場面をこの断食と
一緒にやっとったら大体の
目の前の誘惑に耐えれる」

司「そういうことかぁ」

だから・・・先生達は・・
豪華な食事を前にしても
手を伸ばさないように
全く興味ももたなかった。

世の中には誘惑が多い。
その誘惑に簡単に負けない
修練をここでやっていた。

我慢じゃないとわかった。
その先の罠まで考えていた

司「ふぅ。そうやったんか
あー。めっちゃ反省した」

守「かなり楽になったわ。
結論見えて考えられるわ」

溜っていたモヤモヤが全て
解放された感じになった。

非常にスッキリした。

野田「じゃあそろそろ自分
の部屋に戻れ。戻って皆と
適当に遊んでたらええぞ」

司「はーい。わかったぁ」

守「じゃあ失礼しまーす」

僕達は先生達の部屋を出て
自分達の部屋へ戻ってった

それから少しすると夜ご飯
の時間になり食堂でまた
みんなの分の準備をした。

そしてご飯の時間になった

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