清人「人間の体ってのは
不思議なもんでな。
栄養が足りなくなったら
他の部分で補いだすねん
エネルギーの補給がない
から不足って判断されて
身体の組織が破壊する」
守「破壊って・・・」
司「危なくないの?」
父「死ぬわけやない。
短期的な断食は解毒効果
あるからええねんや」
司「解毒効果って?」
父「軽い発熱や下痢が
主な症状かな。無気力な
状態もだいたいはなる。
後は人によって違う」
司「なんか難しいな」
清人「一言で言ったら
デトックスと同じ効果」
守「わっかりやすいな」
人間の体は消化吸収する
ことがない状態に入ると
自然に体にたまった毒素
を排泄する必要がある。
溜めすぎると鬱や現代病
にかかりやすくなる。
司「あれ?それやったら
旅行でやる必要ある?」
野田「特に必要はない」
司「じゃあ・・・なんで
旅行でやってんの?」
野田「おいおい。断食を
選んだんは自分やんけ」
司「いや。そうやけど。
そうじゃなくてなんで
わざわざこの旅行で断食
するかどうか選ばせるの
かっていうことやけど」
そこが・・・聞きたい。
そこがわかんなかった。
野田「それは言われん。
やりきった者だけに話す
まぁ言ってもそんなに
たいした理由じゃない」
司「う~。気になるよ」
一度気になりだしたら
どんどん気になってくる
守「じゃあ先生達が断食
してんのはなんで?」
野田「俺は制止力の確認
が主にメインかなー」
司「制止力の確認?」
野田「そうそう。目の前
の誘惑に対する抵抗力を
確認してる感じやな」
司「そんなこと必要?」
野田「俺は必要やねん。
それもこれも全部魔人さん
のせいやねんけどな」
清人「人のせいにすんなや
俺はチャンス与えただけ」
司「清人さんのせい?」
野田「何がチャンスやねん
俺は望んでへんかったわ」
清人「じゃあアメリカの
せいにしたらええやんけ。
つーかお前超高待遇のくせ
によくそんな事言えるなぁ
やっぱS2は違いますな。
高待遇やのに文句って」
野田「汚いわ。返し方。
なんも言われへんやんけ」
司「なんなの?S2って」
先生と清人さんの間で
飛び交うS2が気になった
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