野田「おーおー。みんな
めっちゃはしゃいでんな
つーか今年脱落せんな」
先生が一言だけ言った。
脱落しないのが不思議な
状態みたいだった。
守「なんで先生達は断食
をやってんの?」
守君が質問をした。
野田「別に理由はない。
断食したくてしてるって
訳じゃあないねんな~」
司「理由ないの?なんか
精神力を鍛えるとかさぁ
少しはあるんじゃ・・」
野田「いんや。ないよ」
ちょっと愕然とした。
そんなに軽く言われると
は思っていなかった。
司「なんで先生はそんな
普通でいられんの?実は
ちょこちょこ食べてたり
してるんじゃないの?」
野田「ははっ。まさか。
ヨーグルトと水だけや」
司「ヨーグルトと水だけ
やったらもっとイライラ
したりすると思うけど」
これ以上は・・・ダメだ
もう心が折れそうだった
だけど・・・
野田「我慢してるんなら
さっさと辞めたらええ。
我慢は辛いだけやから」
司「・・・えっ?」
野田「この断食ってのは
我慢比べとは違うねん」
司「どういうこと?」
野田「言ってもなぁ。
体感せなわからんやろし
明日なったらわかるわ」
司「えっ?そんなぁ」
言ってほしかったのに。
そうしたら楽になれる。
みんなが美味しくご飯を
食べている間に僕と守君は
外へ出て少し考えていた。
守「明日・・・かぁ。
つーかまだ昼やもんなぁ
一日って長いんやなぁ」
司「そうやね・・・
夜までめっちゃ長いわ」
ご飯を食べてないと・・
体内時計がくるってくる
司「守君は・・この断食
達成できそう?」
守「どうやろうなぁ・・
自分でもわからへんわ」
司「なんかさ・・・僕は
体が重いし力があんまり
入らへんねんけど・・」
守「俺もや・・・」
軽い風邪を引いた感じの
感覚になってきていた。
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