先手を取る為に仕掛ける
左右に動いて一気に前へ
向かって間を掴ませない
英一「これは相当やな。
喧嘩でもここまで動いて
これるやつおらへんぞ」
英一の対応が遅れてくる
虚の動きで集中拡散する
司「よしっ・・えっ?」
仕掛けれるタイミングを
作れた瞬間・・・
ゴッ・・・シュバッ・・
司「つっ・・・」
英一「悪いなぁ。司ぁ。
俺も動かせてもらった」
英一が間を保てないと
なった瞬間・・・英一も
間合いを詰め体をぶつけ
頭突きで相打ちを狙った
僕は・・・無防備だった
今まで動いてなかったの
と強者の余裕から・・・
英一から仕掛けてくる
選択肢が頭から無かった
頭突きを受けた後・・・
視界を奪われて動きが
止まった僕にそのまま
肘の振り上げを打たれて
一瞬力が一気に抜けて
その場に倒れ落ちて行く
英一「終わりやな」
パシッ・・・ビュッ・・
英一「いてっ・・えっ?」
倒れ落ちる前に英一の手を
掴み小手を極めて投げる。
合気道の基本的な一手。
英一を床に投げつけた。
英一「あかん。ミスった。
残心が残ってなかった」
ここから寝技勝負になる。
英一の集中力は一度抜けた
ので間を一度とらないと
なかなか戻せないが・・・
させたらまたふりだしに
戻るのでさせられない。
司「このまま・・・」
英一「とらせるかいや」
僕は腕十字を取りに
いくが取らせてはくれない
司「英ちゃんが簡単に
とらしてくれないのは
わかってるねん・・・」
英一「な・・・に?」
一手の関節技で簡単に
極めさせてくれるわけが
ないのは知っている。
だから・・・僕は寝技の
勝負になった瞬間に連続技
を仕掛けて詰めていくこと
しか考えていなかった。
腕ひしぎ十字を極めきる前
に体を中に入れられる。
その後すぐに三角締めに
切り替えて動脈を絞める。
英一は無理矢理ずらして
締め切らせず生き延びる。
自重を使って体重を横に
倒していき横三角に入る。
しかしその前に前転をして
逃れようとしていた。
しかし・・一瞬だけ動きが
止まり前転する前に倒れる
僕は・・・腕をとってから
逃げようとする間に指間接
をとって前転する時に極め
動けないようにしていた。
うつぶせに倒れた英一に
腕ひしぎひざ固めをかけて
きっちりと極めた。
僕は英一の動きを注意して
動かさないように見ていた
極まっているが極め続ける
為に残心を残していたから
じゃないと返されて痛い目
を見るのは僕になるからだ
英一の方が僕より強いので
抜け出されたら逆転される
そうなったらここまで状況
を作った苦労が無駄になる
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