第1080話 不利な状態

2023年12月24日

第39部-選択決断旅行-

t f B! P L
健太は一度距離を
とろうとバックステップ
で下がろうとするが・・

健太「なに・・・?」

守「離れさせへんって」

守は一度縮まった距離を
詰めたままついていく。

健太「粘剄か。あかん」

守が攻撃に転じる。
小技の打撃だけを打つ。

健太はなんとか捌くが
守の攻撃が止まらない。

健太「くっ・・・」

捌けなくなってきた瞬間
守が健太の腕を掴む。

健太「返し投げ・・?」

健太は腕をきろうとする
取られたら詰められる。

守「よし・・・せいっ」

バッ・・・ドダアアン

守はすぐに手を離して
上着を掴み背負い投げに
入って投げた。

健太「うぐっ・・・」

意識が腕にいっていた
健太は受身が遅れていた

体が一瞬だけ動かない。

その隙に守はマウントを
とって硬直状態になった

守「ギブしたら?ただの
組手でこれ以上やる?」

健太「不利な状態でも
チャンスはあるやんけ。
ギブとかできるかいや」

守「そうか・・・じゃあ
このまま続けるか・・」

野田「はい。やめぇ~。
そこまででもう終わり」

先生が止めに入った。

健太「先生。俺やれるよ
こっからひっくり返す」

野田「おいおい。同門の
対決でどっちかが壊れる
までやる必要ないって。

それは他でやってくれ。

そっからひっくり返すの
に相当深手負うやろし」

健太「ちぇっ・・・」

お互い礼をして戻った。
見てる方も少し疲れた。

司「お疲れさま~」

守「あかん。疲れたわ。
剛法なったら力使うから
一気に疲労が溜るぞ」

司「うわぁ。嫌やぁ」

話をしている間に次鋒戦
が始まって終わっていた

そして僕の番に・・・

司「いってきます・・」

守「いってらっしゃい」

平沢「適当にな~」

富田「最後は桁成の結果
で決まってくるからな」

桁成「おまえらぁ・・」

どうでもいい感じだった
表向きはそう見せていた

これが欺きだと知ってる
ので僕は気が抜けない。

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