第1075話 変な緊張感

2023年12月19日

第39部-選択決断旅行-

t f B! P L
そして10分後・・・
先生がやってきた。

野田「じゃあ発表するよ
今回の変更は・・・」

緊張が走っていた。
変な緊張感が漂う。

野田「女子が数人だけ
変更したって結果や」

桁成「えっ?マジで?」

全員が僕と守君を見た。

野田「さすがに驚いたわ
司と守は変更してても
おかしくないのになぁ」

守「まだ初日やし」

司「僕はもう限界・・」

もう限界の僕は・・・
またも否定してしまう。

頭の中では変更したい。
だけど選択したのは断食

断食を選ぶ理由はない。
自分でもわからない。

なんで選んでいるのか。

野田「じゃあ終わり~。
それじゃあまた明日ぁ」

先生は戻っていった。

桁成「ふぅ。そうか・・
誰も変更せんかったか」

富田「変更しても・・・
誰も悪くないけどな」

桁成「去年はここで変更
してたもんやけどなぁ」

平沢「守と司はなんで
断食を選んだんや?」

守「さっき言ったやん。
まだ初日やしって」

司「僕はよくわからない
後悔しながらこっちおる
っていう感じやから」

桁成「はははっ。よく
わからんけどおもろい。
ちょっと体動かそうか」

富田「組手やるんか?」

桁成「組手は疲れるから
合気道でもやろうや」

打撃だと力を使うので
疲労度がきつい。

守「俺も行く」

司「僕も~」

みんなで体育館に行って
合気道・柔道・柔術を
やって体を動かしていた

平沢「おっ?マジか?」

司「はい。これで詰み」

ガシッ・・・ギュッ・・

羽交い絞めで抑えこむ。

平沢「ギブギブ・・・」

平沢が僕の腕を叩いて
タップをした。

桁成「司はすごいなぁ。
柔法強くなったやんけ」

平沢「ほんまほんま。
引き込みがうまいわ」

司「ほんとは打撃で軽く
崩してから柔法入るから
もっと楽にとれるけど」

桁成「打撃まじったら
平沢に勝てるってか?」

司「いや・・・負ける。
打撃ないから僕が有利な
だけって知ってるから」

平沢「やってみるか?」

司「いやだ。しない」

打撃が入ると打撃のみで
やられるので僕が不利だ

それにみんなだんだんと
むきになってきている。

制止できなくなってくる
ので挑発にはのらない。

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