そして10分後・・・
先生がやってきた。
野田「じゃあ発表するよ
今回の変更は・・・」
緊張が走っていた。
変な緊張感が漂う。
野田「女子が数人だけ
変更したって結果や」
桁成「えっ?マジで?」
全員が僕と守君を見た。
野田「さすがに驚いたわ
司と守は変更してても
おかしくないのになぁ」
守「まだ初日やし」
司「僕はもう限界・・」
もう限界の僕は・・・
またも否定してしまう。
頭の中では変更したい。
だけど選択したのは断食
断食を選ぶ理由はない。
自分でもわからない。
なんで選んでいるのか。
野田「じゃあ終わり~。
それじゃあまた明日ぁ」
先生は戻っていった。
桁成「ふぅ。そうか・・
誰も変更せんかったか」
富田「変更しても・・・
誰も悪くないけどな」
桁成「去年はここで変更
してたもんやけどなぁ」
平沢「守と司はなんで
断食を選んだんや?」
守「さっき言ったやん。
まだ初日やしって」
司「僕はよくわからない
後悔しながらこっちおる
っていう感じやから」
桁成「はははっ。よく
わからんけどおもろい。
ちょっと体動かそうか」
富田「組手やるんか?」
桁成「組手は疲れるから
合気道でもやろうや」
打撃だと力を使うので
疲労度がきつい。
守「俺も行く」
司「僕も~」
みんなで体育館に行って
合気道・柔道・柔術を
やって体を動かしていた
平沢「おっ?マジか?」
司「はい。これで詰み」
ガシッ・・・ギュッ・・
羽交い絞めで抑えこむ。
平沢「ギブギブ・・・」
平沢が僕の腕を叩いて
タップをした。
桁成「司はすごいなぁ。
柔法強くなったやんけ」
平沢「ほんまほんま。
引き込みがうまいわ」
司「ほんとは打撃で軽く
崩してから柔法入るから
もっと楽にとれるけど」
桁成「打撃まじったら
平沢に勝てるってか?」
司「いや・・・負ける。
打撃ないから僕が有利な
だけって知ってるから」
平沢「やってみるか?」
司「いやだ。しない」
打撃が入ると打撃のみで
やられるので僕が不利だ
それにみんなだんだんと
むきになってきている。
制止できなくなってくる
ので挑発にはのらない。
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