第1069話 ひつまぶし

2023年12月12日

第39部-選択決断旅行-

t f B! P L
それから高速を降りて
下道を走りお店へ着く

みんなのテンションが
一気にあがっていた。

憲吾「着いたぞぉ~。
ひつまぶしやぁ~」

ちょうどお昼時だ。
みんなお腹が空いてた

野田「すいませーん。
冠位明稜帝ですけどー
ただいま着きました」

店員「お待ちしており
ました。今年も人数が
多いですねー」

野田「すんませんね。
ここのひつまぶしが
ええってこいつらの
先輩が残してるもんで
毎年この時期寄らせて
もらってますけど」

店員「ありがとう
ございます。お席は
用意しておりますが
食事のご用意はお時間
少しいただけます?」

野田「ええ。いつも
通り進めていくので
30分は待ちますよ」

店員「かしこまりました
ではどうぞ。こちらへ」

広い食堂の後をみんなで
ついていって席へ座る。

全員が座ったところで
先生から発表される。

野田「ご飯の用意までの
間にみんなに書いて
もらった結果を発表する。

今回断食を選んだ人数は
2年 14人 1年 6人

合計20人が断食を選んだ

断食を選んだからといって
何も偉くはないのでそこを
勘違いしないように。

豪華ツアーを選んだみんな
は脱落させるように誘惑を
どんどん出してってくれ」

守「20人もおんのか?」

司「1年6人もいるの?」

1年では僕と守君の他にも
後4人がいるとのことだ。

そのことに僕は驚いた。

野田「誰が断食を選んだの
かはここでは発表しない。
宿についたら発表する。

以上。そんじゃあご飯が
できるまでの間に美味しい
ひつまぶしの食べ方を
お店の人に教えてもらう
からよーく聞くように」

ひつまぶしが来るまでの間
に僕達は食べ方を教わる。

話を聞いているだけで・・
もうお腹が空いてきた。

説明が終わりひつまぶしが
各席にどんどんと置かれる

そしてみんなで食べだした

司「あ~。美味しいわぁ。
話し聞いてたから余計に
美味しいかもしれへんー」

守「うな丼で始まって
最後はうな茶漬けってのが
あっさりしててええなぁ」

これが・・・最後の晩餐だ

この時はまだ気付かない。
この昼食の効力に・・・

この最後の晩餐を食べて
しまったから数時間後に
地獄が始まることになる。

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