第1051話 卒業と受験

2023年11月16日

第38部-世代交代-

t f B! P L
そして・・・

魂輝「さっきの人は
なんだったんでしょうか」

次郎「さぁ?わからんわ。
それよりもやぁ。受験が
終わったら先に俺とやぞ」

魂輝「はい。わかりました
勝つ気で来てくださいね」

次郎「あぁ・・わかってる
これが・・・最後やから」

魂輝「・・・最後?」

次郎「いや。なんでもない
じゃあ俺も帰るから。また
受験終わる頃にメールする
そんじゃあな。魂輝~」

魂輝「バイバイで~す」

次郎も帰っていった。
魂輝も家に帰っていった。

そして・・・卒業式を迎え
魂輝は中学を卒業する。

魂輝「ううっ・・・うっ。
ぐすっ。うわーーん」

仰げば尊しで泣いていた。
男で1人で泣いていた。

それにつられて周りの
同級生達も泣いていた。

もらい泣きばかりだった。

卒業式が終わってから
3年生達は近くの公園に
移動して別れを告げる。

魂輝「ううっ。みんなぁ。
ありがとでしたぁ。僕は
学校楽しかったですよぉ」

同級生「俺も楽しかったわ
沢田君。もう泣かないで」

魂輝「無理ですよ~。
だって悲しいですもん~」

女子「沢田君。いいかな?
第2ボタンくれへん?」

魂輝「ううっ・・ダメです
僕受験ありますから~」

女子「・・・えっ?」

泣きながら断わっていた。

そういうところはしっかり
としていた。

前中「魂輝~。帰ろう~」

魂輝「ううっ。それじゃあ
みんなバイバイです。また
会う機会あればいいです」

前中「帰るよ~。魂輝ぃ」

魂輝「サヨナラでーす」

前中にひきづられながら
魂輝は帰っていった。

それから2日後・・・
魂輝は受験を迎えた。

そして・・・

魂輝「終わったでーす。
あぁ~。疲れましたぁ」

全部の教科が終わった。
時間は午後3時だった。

教室から出て校門へ。
校門の前では受験終わり
の中学生達が集まってた

緊張感からの解放か
みんなワイワイしていた

魂輝「そろそろですね」

魂輝は校門から少し離れた
ところで待っていた。

そして5分後・・・

ドッドッドッドッ・・・

ジェイドに乗った守が
魂輝を迎えに来ていた。

守「お疲れさん。タマ」

魂輝「ありがとうです。
僕もうクタクタですよ」

ヘルメットを着けて守の
後ろに乗って帰っていく

それを見た周りの中学生
はあっけにとられていた

不良にしか見えなかった

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