そして・・・
魂輝「さっきの人は
なんだったんでしょうか」
次郎「さぁ?わからんわ。
それよりもやぁ。受験が
終わったら先に俺とやぞ」
魂輝「はい。わかりました
勝つ気で来てくださいね」
次郎「あぁ・・わかってる
これが・・・最後やから」
魂輝「・・・最後?」
次郎「いや。なんでもない
じゃあ俺も帰るから。また
受験終わる頃にメールする
そんじゃあな。魂輝~」
魂輝「バイバイで~す」
次郎も帰っていった。
魂輝も家に帰っていった。
そして・・・卒業式を迎え
魂輝は中学を卒業する。
魂輝「ううっ・・・うっ。
ぐすっ。うわーーん」
仰げば尊しで泣いていた。
男で1人で泣いていた。
それにつられて周りの
同級生達も泣いていた。
もらい泣きばかりだった。
卒業式が終わってから
3年生達は近くの公園に
移動して別れを告げる。
魂輝「ううっ。みんなぁ。
ありがとでしたぁ。僕は
学校楽しかったですよぉ」
同級生「俺も楽しかったわ
沢田君。もう泣かないで」
魂輝「無理ですよ~。
だって悲しいですもん~」
女子「沢田君。いいかな?
第2ボタンくれへん?」
魂輝「ううっ・・ダメです
僕受験ありますから~」
女子「・・・えっ?」
泣きながら断わっていた。
そういうところはしっかり
としていた。
前中「魂輝~。帰ろう~」
魂輝「ううっ。それじゃあ
みんなバイバイです。また
会う機会あればいいです」
前中「帰るよ~。魂輝ぃ」
魂輝「サヨナラでーす」
前中にひきづられながら
魂輝は帰っていった。
それから2日後・・・
魂輝は受験を迎えた。
そして・・・
魂輝「終わったでーす。
あぁ~。疲れましたぁ」
全部の教科が終わった。
時間は午後3時だった。
教室から出て校門へ。
校門の前では受験終わり
の中学生達が集まってた
緊張感からの解放か
みんなワイワイしていた
魂輝「そろそろですね」
魂輝は校門から少し離れた
ところで待っていた。
そして5分後・・・
ドッドッドッドッ・・・
ジェイドに乗った守が
魂輝を迎えに来ていた。
守「お疲れさん。タマ」
魂輝「ありがとうです。
僕もうクタクタですよ」
ヘルメットを着けて守の
後ろに乗って帰っていく
それを見た周りの中学生
はあっけにとられていた
不良にしか見えなかった
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