そして・・・
魂輝「ふぅ。今日は
これぐらいで終わるです。
・・・んっ?」
魂輝が携帯を見ると
鳴っていたので出た。
魂輝「もしもしでーす」
次郎「魂輝?次郎やけど。
悪い。寝てたか?」
魂輝「起きてますよ~。
受験勉強してますから。
次郎は勉強してますか?」
次郎「俺は私学の専願や。
もう合格してるから勉強は
してへんねんけどよ」
魂輝「あー。そうでした。
ところでどうしました?」
次郎「ちょっと会えないか
ちょっとだけでええから」
魂輝「どうしたですか?
少しぐらいならいいですよ
気分転換になりますから」
次郎「悪いな。じゃあ近く
のコンビニで待ってるわ」
次郎は待ち合わせ場所を
伝えて電話を切った。
そして10分後・・・
魂輝「う~。寒いです」
次郎「こっちや。魂輝」
魂輝「もう着いてたですか
早いですね。次郎は」
魂輝が来る前に次郎はもう
公園で待っていた。
次郎「なぁ・・・魂輝」
魂輝「どうしたです?
なんか悩んでるんですか」
次郎「あぁ・・・魂輝。
なんも聞かずに俺と・・・
今タイマン張ってくれや」
次郎は真剣に言った。
理由は・・・言いたくない
魂輝「今はダメですよ。
今は大事な時期ですから」
次郎「なんでやねんや」
魂輝「もうすぐ受験です。
今は大人しくしとかないと
ダメな時期ですからね~」
次郎「そっか・・そやな」
次郎は少しへこんでいた。
魂輝「受験が終わるまで
待ってください」
次郎「えっ?」
魂輝「27日が受験です。
それが終わったら張るです
それでどうですか?」
卒業式が終わって2日後に
公立の受験が待っていた。
次郎「27日・・・か。
わかった。待つわ」
魂輝は理由を聞かない。
だから次郎も待つ事にした
次郎「受験・・頑張れよ。
俺が頑張れっていうのも
おかしい話やけどや」
魂輝「ありがとうです。
ちゃんと結果出しますよ」
次郎「じゃあまたな。また
27日連絡するからよ」
次郎が言ったその時・・・
原付が公園に入ってきた。
次郎「誰やっ!!」
久保「ここにおったか」
久保が公園にやってきた。
次郎も魂輝も知らない。
久保が一方的に知っていた
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