第1048話 頼み

2023年11月13日

第38部-世代交代-

t f B! P L
そして・・・

魂輝「ふぅ。今日は
これぐらいで終わるです。
・・・んっ?」

魂輝が携帯を見ると
鳴っていたので出た。

魂輝「もしもしでーす」

次郎「魂輝?次郎やけど。
悪い。寝てたか?」

魂輝「起きてますよ~。
受験勉強してますから。
次郎は勉強してますか?」

次郎「俺は私学の専願や。
もう合格してるから勉強は
してへんねんけどよ」

魂輝「あー。そうでした。
ところでどうしました?」

次郎「ちょっと会えないか
ちょっとだけでええから」

魂輝「どうしたですか?
少しぐらいならいいですよ
気分転換になりますから」

次郎「悪いな。じゃあ近く
のコンビニで待ってるわ」

次郎は待ち合わせ場所を
伝えて電話を切った。

そして10分後・・・

魂輝「う~。寒いです」

次郎「こっちや。魂輝」

魂輝「もう着いてたですか
早いですね。次郎は」

魂輝が来る前に次郎はもう
公園で待っていた。

次郎「なぁ・・・魂輝」

魂輝「どうしたです?
なんか悩んでるんですか」

次郎「あぁ・・・魂輝。
なんも聞かずに俺と・・・
今タイマン張ってくれや」

次郎は真剣に言った。
理由は・・・言いたくない

魂輝「今はダメですよ。
今は大事な時期ですから」

次郎「なんでやねんや」

魂輝「もうすぐ受験です。
今は大人しくしとかないと
ダメな時期ですからね~」

次郎「そっか・・そやな」

次郎は少しへこんでいた。

魂輝「受験が終わるまで
待ってください」

次郎「えっ?」

魂輝「27日が受験です。
それが終わったら張るです
それでどうですか?」

卒業式が終わって2日後に
公立の受験が待っていた。

次郎「27日・・・か。
わかった。待つわ」

魂輝は理由を聞かない。
だから次郎も待つ事にした

次郎「受験・・頑張れよ。
俺が頑張れっていうのも
おかしい話やけどや」

魂輝「ありがとうです。
ちゃんと結果出しますよ」

次郎「じゃあまたな。また
27日連絡するからよ」

次郎が言ったその時・・・
原付が公園に入ってきた。

次郎「誰やっ!!」

久保「ここにおったか」

久保が公園にやってきた。
次郎も魂輝も知らない。

久保が一方的に知っていた

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