3学期が始まってから僕達
は平和な日々が続いていた
司「うーん。終わったぁ」
理子「司ぁ。帰ろう~」
司「そうやね。帰ろう~」
この時期はバイトが忙しく
学校が終わるとそのまま
バイトへ直行が多かった。
もうバイトでは中堅の位置
にさせられていたので大変
新生活が始まる準備なのか
辞めていく人が多かったり
新人が入ってきたりだった
それは理子も同じだそうで
理子もバイトが忙しかった
そんなこんなで1月が過ぎ
平和に過ごしていた時・・
大事な時期を迎えている
人達もいた。
圭吾「異存はあるか?」
龍「ない。総長が決めたん
なら何も問題はない」
圭吾「じゃあ決定や。
近々公表するからな」
龍「俺らの代も終わりか。
次から7代目やねんなぁ」
圭吾「あぁ。終わりや。
あっという間やったな」
6代目ルシエドの引退が
近づいてきていた。
そして・・・
天野「2月27日で引退や
20日の集会で発表して
次の代も発表するけど。
何か異議はあるか?」
丁治「なんもない」
秀「27日か。後2週間
ぐらいで終わりなんやな」
天野「早めに渡したらんと
次の代の準備できんやろ」
秀「そういうことか」
天野「あー。これでやっと
肩の荷がおりるわ。つーか
俺達の代はやれてたかな」
秀「大変やったからなぁ。
まぁやれてたんやない?」
丁治「チーム愛が多い連中
ばっかやからやれてたやろ
5代目も認めてくれるわ」
天野「ははっ。そやなぁ。
最後は胸張って終わろう」
6代目ルシファーの引退も
近づいてきていた。
そして・・・もう1人・・
魂輝「うーん。疲れます。
ちょっと休憩ですね」
受験勉強に励む魂輝君が
ちゃんと勉強していた。
勉強なんてしなくても
合格できるほどの学力は
ついているがやっていた
魂輝君が自分の部屋を
出てリビングへ向かうと
魂輝「なにしてるです?」
守「あれ?勉強終わりか?
タマの夜食作ってたけど」
魂輝「ちょっと休憩ですよ
ありがとうです。守」
守「そんで。ほれ」
守は御守りを渡した。
合格祈願の御守りだった。
魂輝「ありがとうですー。
僕ちゃんと結果出すです」
御守りをもらう行為は深い
もらった者は気づかない。
買う者は必ず御守りを買う
時に祈りと願いを込める。
そうして買った御守りを
渡したい人に渡す。
だから無垢にはできない。
ありがたく受け取るのが礼
守の受験時に魂輝は安産
祈願の御守りを買ったが
魂輝の気持ちがわかった
から守は受け取っていた
そういうので義が見える
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