第1042話 感覚が大人

2023年11月3日

第37部-恋愛状態-

t f B! P L
彩「守さん。この方達は?
守さんのご友人ですか?」

守「そうですね。同じ学校
に通ってますので」

司「通ってますので?」

理子「ご友人?」

品の高さに慣れていない
司と理子は戸惑っていた

彩「はじめまして。
守さんとお付き合いさせて
もらっています如月 彩と
申します。以後お見知り
おきよろしく願いします」

守と付き合ってると言う
発言を聞いた瞬間に・・・
司と理子は驚いてしまった

しかし司はすぐ我に戻る。

司「えっと。あのですね。
宮根 司です。こっちが
彼女の宮城 理子です」

理子は黙って一礼をした。
理子はまだ動揺していた。

守「じゃあまたな」

司「まぁまぁ。せっかく
ですから少し一緒にお茶
でもしませんか?」

守「品格が違うねん。
相手は本物のお嬢やぞ」

司「成り行き聞きたいし
おもしろそうだし~」

理子「さっ。いきましょ」

守「お前ら・・・完全に
楽しんでるやろ・・・」

司「そりゃ楽しいでしょ~
隠されてたんですから~」

司と理子と一緒に無理矢理
スターバックスへ行った。

全員ラテを頼んで座って
世間話をしていた。

彩「そうなんですかぁ?」

司「そうそう。それでね~
守君はお昼ごはん食べずに
掃除ばっかしててんて~」

彩「本当ですか?守さん」

守「ええ。なんか少しは
残ると思ってたんですけど
なにも残っていなくて」

司「しょうがないやん。
先生に手作りは残すなって
みんな言われてるんやし」

守「せやから俺やって何も
文句言われへんかってん」

理子「文化祭の時は1人で
全部演出しきってたしね」

守「あれでよかったやろ?
あれで不十分やったか?」

司「あれはよかった。
また見たいって思ったね」

守「疲れるねんけどなぁ。
演出まで考えてると」

理子「あたし考えてたのに
全部却下やったやんかぁ」

守「使えへんのばっかや。
構成考えてへんからやわ」

知らない間に3人での話し
になっていた。

司「ごめんね。如月さん。
ちょっと3人になってた」

彩「いえ。かまいません。
色々聞けて嬉しいです。
もっとお聞きしたいです

司はこの時思った・・・
この子は感覚が大人だと。

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