野田「司は我慢もして
理子ちゃん大事にしてる。
司の行動を見てたら守も
気づくとこあるやろう?
司は守を観察してたから
今度は守が司を観察して
見ていく番ちゃうか?」
守「そうやね・・・
司は彼女と2人なったら
スッと手を差し出すし」
野田「なんや?ちゃんと
見てるんかいや。さすが
守やな。言わないでも
わかってるやんけ・・・
あれ?それやったら・・
俺が言う必要なくね?」
守「気にせんでええよ」
野田「そやな。えっか。
今日は忘年会やしな~」
忘年会は遅くまで続いた
みんな余力が残せない
ぐらい騒ぎはしゃいでた
翌日は大晦日で家の掃除
とおせちを作り酒を飲み
家族でゆっくり過ごした
正月はみんなと初詣へ。
司「あぁ。小吉やぁ。
めっちゃ微妙・・・」
守「司は今年あかんな。
もう終わってるやんけ」
司「守君は?」
守「今見る。俺は・・・
あれ?小吉や・・・」
司「一緒やんか。守君も
終わっちゃったね~」
永田「おーい。沢田ぁ。
宮根ぇ。はよ行くぞ~」
守「待て待て。本家出身
は行動早すぎるねんな」
国塚「ほんまや。もっと
ゆとりが欲しいよな~」
司「くにも本家やんか」
高校に入ってから本家と
分家は一緒になっていて
本家の連中とも分家同様
仲良くなっていた。
本家の連中も認められる
人達ばっかだったから。
一緒に行動する事も多い
正月もみんなと過ごして
酒を飲みながら過ごした
そして数日後・・・
守は彩とデートをしてた
司「あれ?あれっ?」
理子「どうしたん?」
司「理子。あれって・・
守君じゃないんかな?」
理子「あっ。沢田君?
あれっ?そうなんかな」
司と理子もバーゲン狙い
でデートをしていた。
守が優しい雰囲気で
女の子と2人でいる事が
信じられなかった。
恐る恐る後をつける。
そして守と確信した。
守も司と理子に気づく。
守「なんしてんねんな?
お前らこっち見て?」
じーっと見てきていた
2人が気持ち悪かった。
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