第1038話 将棋遊び

2023年10月30日

第37部-恋愛状態-

t f B! P L
彩「ふわぁ。何コレぇ。
すごく気持ちいい~」

彩は幸せな気分だった。
守は軽く髪をなでていた

10秒間だけ抱きしめて
守はスッと彩から離れた

守「ふぅー。緊張した。
じゃあまたメールする」

彩「あの・・・今度は
いつ会えますか?」

守「いつでもいいよ。と
言いたいけど・・・明日
道場の掃除あるし・・・
明後日大晦日やから家の
掃除とおせち作らんと
あかんし・・・正月明け
だったら空いてるけど」

守はやる事が多かった。
それは彩も同じ事で・・

彩「よかった。私も色々
挨拶周りがありますので
同じですね。じゃあ正月
明けに会って下さい」

守「うん。空けておく。
メールはいつでもできる
からまた送るから。返事
はできる時でええから」

彩「はい。守さんも」

守「うん。じゃあ」

守は手を振りながら帰る

彩も手を振り続けて
見送っていた。

守は駅前まで戻って
ジェイドに乗って帰った

守「ただいまぁ~」

清人「お帰り~」

魂輝「お帰りでーす。
ご飯そこ置いてます」

清人と魂輝は将棋をして
戦っていた。

守「あぁ。ありがとう。
風呂入ったら食うわ」

守は部屋へ戻って着替え
を用意して風呂に入った

清人「なんかあったか?
守機嫌ええ感じやけど」

魂輝「ダディも気づいた
ですか?」

清人「そりゃあなぁ~。
ずっと見てるからな」

魂輝「朝帰ってきた時は
だるそうでしたけど・・
わかんないです。守は
何も言わないですから」

清人「俺にもなんにも
言わへんねんけど・・」

魂輝「じゃあわからない
ですね。はい王手です」

清人「なに?なんでや?
あぁっ。そう来たかぁ」

けっこう守のことは
どうでもよかったりする

守が言わない限りはろく
に心配することはしない

そしてその日の夜・・・

野田「はい」

守「先生。起きてた?」

野田「起きてる起きてる
そんでどしたんや?」

守「今日はありがとう。
そんで・・うまくいった

直球で言うのは勇気が
いったけど・・よかった

真帆さんにもありがとう
って言っといて欲しい」

野田「あんなんでか?
結局なんにもアドバイス
できてへんかったと思う
ねんけど?」

守「俺にはなかった答え
あったから助かったよ。

それじゃあ先生。
おやすみ。また明日」

明日は道場の大掃除だ。
12月30日を迎える。

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