彩「守さーん」
守「来たか・・よしっ」
彩が歩いてやってきた。
守を見つけて嬉しがる。
彩「えへへ。嬉しいです
誘ってもらえるとは
思ってませんでした」
守「そう?まぁいいや。
ちょっとどっか入ろう」
彩「はい。着いてきます
どこに行きますかぁ?」
彩は嬉しさが隠せない。
ハイテンションだった。
とりあえずケンタッキー
へ入っていった。
適当に注文をして座る。
そして・・・軽く話す。
彩「来年師範試験で
私にはまだ早いって
思ってるんですが師範と
お母さまが受けなさい
って言ってるんです」
守「今は名取?」
彩「よくご存知ですね。
私14歳で名取になって
後は師範試験だけです」
名取=日本舞踊を
ある程度習得した者
(名取試験合格者)に
与えられる民間資格
守「如月さんって・・・
結構努力家なんやね」
守は深く関心した。
甘えていなかったから。
彩「ずっと小さい頃から
色々習い事してますので
努力してきたという実感
がないので残念ですよ」
守「うーん。一緒やな」
守はかなり共感していた
自分の小さい頃とダブる
そして話は本題へ・・・
守「あのさ・・如月さん
って今彼氏いるの?」
彩「えっ?いないです。
恋愛したことないので
よくわかりませんから。
したいとは・・・
思ってますけど・・・」
彩は守の顔が見れない。
照れてバレると思ってた
守「俺は如月さんの事が
気になってきてて・・・
今日は思い伝えたくて。
俺は如月さんの事が好き
になってしまってる」
守は直球で思いを伝えた
一気に恥ずかしくなった
彩はもっと恥ずかしい。
嬉しいのとどうすれば
いいのかでわかんなくて
頭が真っ白になっていた
彩「あたしも・・守さん
の事が気になってました
昨日の帰りの時・・・
守さんのほうに先に電車
がきて帰った時・・・
すごく寂しくなりました
この気持ちがなんなのか
私はよくわからなかった
のでお姉ちゃんに聞くと
初恋って言われて・・・
あたしも好きです。
もっと守さんのことが
知りたいです」
彩は精一杯の返事をした
上手くは答えれないけど
自分の気持ちを伝えた。
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