第1033話 ピザの感想

2023年10月23日

第37部-恋愛状態-

t f B! P L
真帆「蓮を何回誘っても
断固断わられてたから
もうえっかと思って
サークル連中と遊んで
楽しくしてたんやけどね

それからしばらくして
地元の祭りがあって
いつも通り行ってたら
ヤンキーに絡まれてさぁ

大変やったところを
あたし蓮に助けられて」

蓮「お前ら調子乗りすぎ
でどこでもうっさいから
絡まれて当然やったわ」

どこにでもいると思うが
祭りの時に周りの迷惑を
考えずに目立とうとして
うるさい連中がいる。

見てていらっとする連中

だいたい地元の不良達か
大学生の連中が多い。

軽い問題でもめたりする

真帆「それからめっちゃ
蓮のことが気になって
2人で居酒屋に行って
話しして過去聞いてから
あたしは全部反省した。

大学卒業したらどうせ
働かないといけないから
今遊んでおかないと
損するよ?って聞いたら

蓮は1人でいる今の間に
苦労を知っておきたい。

って言ったから・・・
なんで?ってなるやんか

苦労を知りたいって言う
人見たことなかったし。

そしたら・・・蓮は・・
酔ってたから話してくれた

結果を出す別格の人達に
追いつく為に智が欲しい。

そうしないと・・・
認められないからって。

じゃあせめてたまには
休みがてら遊んだら?って
言ったら・・・

たまに遊んでる。それが
同級生との居酒屋やんけ。

って言われて・・・
もっとあたしみたいに
パーっと遊んだら?って
言ったらこう言われた。

お前の楽しいは一時的や。
なんにも残らん楽しいや。

そんなんにちょっとでも
浸かってしまったら庶民は
なかなか抜け出せへんわ

それに俺は庶民やから
お前の周りの金持ち連中
の男達とは違ってお金で
楽しまれへんねん。

でもなんにも残らないって
言われても楽しい思い出は
残るでしょ?って言ったら

熱が無いねん。つまらん。
予定通りの行動しかできん
くて何が楽しいねんや。

そんなんを認めてくれる
ような優しい人達と違う。

俺はそういう人達と一緒に
つるみたいから学を得る。

だから邪魔するなって」

守「そういう事かぁ・・」

先生らしいと思った。
そういうことを中学生の時
に何度も教えられてたから

真帆「そういう人って・・
あたしの周りにいなくて。

みんな自分の事だけやのに
誰かの為に一生懸命になる
のが羨ましくなって・・・

こいつの見てきた世界って
全然違うって思って・・」

野田「なかなか美味いな。
ここのピザ。ほれ守」

守「あっ・・・はい。
じゃあいただきます」

先生がまた場を変える。

なんでここでピザの感想
を言うかなぁってなった

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