第1032話 真面目な回答

2023年10月20日

第37部-恋愛状態-

t f B! P L
真帆「でもさぁ。なんで
守君はその金持ちの子が
好きになったの?」

守「品が一流だったから
それに気取ってなくて
そういない人やったし」

真帆「お金じゃなくて?
やっぱりお金って思われ
てしまうと思うけど?」

守「お金かも知れない。
お金があるからあれだけ
お金持ちにふさわしい
品格がついてるのかな?
とも思うし・・・」

真帆「へぇ~。守君は
お金の捉え方が違うね。

じゃあ教えてあげる。

お金持ちは特別な考えを
してる人多いよ。特別な
生活をしてるんやから」

守「やっぱ特別ですか」

真帆「あたしの場合も親
がそういうのだったから
基準って違ってたしね。

なんかあったらお金。
お金で幸せが買えるって
いう感じやったもん」

守「真帆さんも?」

真帆「あたしもそやった
高校は完全にそやったし

こいつと出会うまでは
ずっとそれが正しいって
思ってたからねぇ~」

守「先生と出会って?」

真帆「大学入ってさぁ~
大学デビューが多かって
いちびりばっかだった。

高校の時目立ってました
的な人多かったけど全然
遊びなれてなかったね。

あたしの方が遊びなれて
るからよく騒いでたもん

あたし中心だったから」

守「先生もそうなの?」

野田「俺は違うよ。
ただの苦学生やったし。
勉強とバイトばっかや」

先生は注文していたピザ
とかを食べていた。

真帆「こいつ大学生の時
自分のこと全然話さん
かったからむかついてん

こっちはサークルとかで
パーティしとったから
誘ってんのに無視しよる

あたしよりもそこら辺の
子達との付き合いばかり
顔出しててむかついた」

野田「うっとかったもん
大学の時の真帆・・・」

真帆「うっとないわっ」

真帆さんは先生の事に
なるとやたら怒り出す。

野田「豪華なパーティは
俺には不要やから他の人
誘ったげてくれって何回
も言ってたやんけ」

守「先生は・・・なんで
真帆さんのパーティの方
に行かなかったん?」

豪華なパーティとただの
居酒屋だったら・・・
パーティを選ぶのが普通

野田「遊びに大学入った
わけやないからな~。

遊びで大学来てた真帆と
はさすがに違うって」

守「先生が真面目ぇ?」

真面目な回答で驚いた。

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