守「じゃあそれで
お願いしますねー」
店員「かしこまりました
ごゆっくりどうぞ~」
店員は戻っていった。
彩「守さんは・・・
こういうお店ってよく
来てるんですか?」
守「いや。来ないです。
いつもは焼肉店とか牛丼
とかそんなんばっかで」
男の付き合いはだいたい
そんなとこになってくる
女の子と一緒の場合は
そんなとこに行かない。
初対面ならなおさらだ。
しかも品の高い女の子。
彩「私はこういうお店で
ご飯食べるの慣れてなくて
・・・すみません」
守「いえいえ。如月さんは
外食はしないんですか?」
彩「たまにしますけど・・
こういうお店は初めてで」
守「いつもはどんなん?」
彩「フランス料理とか
懐石料理とかが多いです」
守「はぁ~。すっげぇ。
住んでる身分が違うわぁ」
高級料亭での食事になると
楽しく食べることよりも
マナーを相手に見られる。
そこで品のないような食事
はまずできない。
店員「お待たせしましたぁ
こちら・・カルボナーラと
カボチャベーコンクリーム
ソースのパスタです」
守「あぁ。ありがとう」
彩「美味しそうですね」
注文していたパスタが
届いたので食事をする。
彩「美味しい~。守さん
これすごく美味しいです」
守「庶民の食べ物も以外と
バカにできないでしょ?」
彩「庶民の食べ物?
スパゲッティがですか?」
守「そうそう。懐石料理と
かと違ってお手ごろやん」
彩「私も家ではたまに
食べてますよ。いつもは
ミートソースですけど」
守「食べるの?もっと
ええのばっか食べてそうな
イメージありますけど」
彩「食べますよー。
私料理もしますもん」
守「料理もしてんの?」
彩「はい。お料理教室に
通ってますから」
守「へぇ。意外やぁ~。
もっとお高くとまってる
のかと思ってたわぁ」
彩「私普通ですって~」
守「普通ではないって。
普通の人は懐石料理とか
行く機会ないもんやし」
彩「普通ですもん」
楽しく話を続けていた。
彩は守と話せてきていた
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