第1022話 デート

2023年10月6日

第37部-恋愛状態-

t f B! P L
守「じゃあそれで
お願いしますねー」

店員「かしこまりました
ごゆっくりどうぞ~」

店員は戻っていった。

彩「守さんは・・・
こういうお店ってよく
来てるんですか?」

守「いや。来ないです。
いつもは焼肉店とか牛丼
とかそんなんばっかで」

男の付き合いはだいたい
そんなとこになってくる

女の子と一緒の場合は
そんなとこに行かない。

初対面ならなおさらだ。
しかも品の高い女の子。

彩「私はこういうお店で
ご飯食べるの慣れてなくて
・・・すみません」

守「いえいえ。如月さんは
外食はしないんですか?」

彩「たまにしますけど・・
こういうお店は初めてで」

守「いつもはどんなん?」

彩「フランス料理とか
懐石料理とかが多いです」

守「はぁ~。すっげぇ。
住んでる身分が違うわぁ」

高級料亭での食事になると
楽しく食べることよりも
マナーを相手に見られる。

そこで品のないような食事
はまずできない。

店員「お待たせしましたぁ
こちら・・カルボナーラと
カボチャベーコンクリーム
ソースのパスタです」

守「あぁ。ありがとう」

彩「美味しそうですね」

注文していたパスタが
届いたので食事をする。

彩「美味しい~。守さん
これすごく美味しいです」

守「庶民の食べ物も以外と
バカにできないでしょ?」

彩「庶民の食べ物?
スパゲッティがですか?」

守「そうそう。懐石料理と
かと違ってお手ごろやん」

彩「私も家ではたまに
食べてますよ。いつもは
ミートソースですけど」

守「食べるの?もっと
ええのばっか食べてそうな
イメージありますけど」

彩「食べますよー。
私料理もしますもん」

守「料理もしてんの?」

彩「はい。お料理教室に
通ってますから」

守「へぇ。意外やぁ~。
もっとお高くとまってる
のかと思ってたわぁ」

彩「私普通ですって~」

守「普通ではないって。
普通の人は懐石料理とか
行く機会ないもんやし」

彩「普通ですもん」

楽しく話を続けていた。
彩は守と話せてきていた

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ