第1018話 違和感

2023年10月2日

第37部-恋愛状態-

t f B! P L
??「バイトの人ですか?」

恵子「バイト?いえ。今日
掃除来てくれましたよね」

??「あー。そういえば
なんか言ってましたねー」

話が噛み合っていない。
恵子は違和感を感じていた

恵子「あの。えっと・・」

恵子は名前がわからない。
彩にサインを出して聞く。

彩「守さんです」

恵子「この携帯って守さん
の携帯で合ってますか?」

??「はい。合ってますよ。
でも守今日は疲れたみたい
でもう寝ちゃってますよ。
明日も早いみたいですし」

電話に出たのは魂輝だった

知らない番号の場合は現場
の都合があるので出れない
時は出てくれと言っていた

恵子「あ。そうなんですか
わかりました。すいません

じゃあ守さんに今日は
ありがとうございました。
って伝えておいて下さい」

魂輝「わかりましたです」

恵子「すいません。あの。
今電話出てるあなたは守
さんとどういう関係で?」

魂輝「守の弟です」

恵子「あー。弟さんで?
じゃあよろしく伝えて
おいてください」

魂輝「はーいです」

ピッ・・・

恵子は電話を切った。

彩「どうでした?」

恵子「ちょっと落ち着き。
そんな興奮しなさんな」

彩はさっきまでの落ちて
いた態度とは違いイキイキ
して恵子に聞いていた。

普段は大人しいので恵子は
少し圧倒されていた。

本気なのが伝わる。

恵子「今日は疲れてるから
もう寝てるねんってさ。

メールが来ない理由は
そういうことやってん。

今電話出てたのは弟。
弟がいるみたいやね」

彩「弟もいるんやぁ」

恵子「また明日にでも
電話かメールしたら?
明日も稽古あるやろ?」

彩「はい。そうします。
お姉ちゃん。ありがと」

彩は自分の部屋に戻った

恵子「彩があんな必死に
なるほど好きになる人って
どんな人なんやろ・・・」

姉として・・・女として
必死になってまで好きに
なる人はやたら気になる

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