第1017話 ドキドキ

2023年9月29日

第37部-恋愛状態-

t f B! P L
恵子「でもさぁ。好きって
言っても掃除の人やったら
連絡先わからんくない?」

彩「携帯番号とメアドを
教えてもらいました」

恵子「おー。じゃあ話は
早いやんか。送っちゃえ」

彩「どうしたら・・・」

恵子「お食事しませんか?
って感じでいいと思うよ」

彩「それだけでいいの?」

恵子「彩はかわいいから
それだけでええねんって。
携帯貸して。打ったげる」

恵子は彩の携帯を取って
代わりにメールを打った。

恵子「んで。送信っと」

彩「なんて送ったの?」

恵子「今日は掃除をありが
とうございました。
今度お食事でもご一緒に
いきませんか?って」

彩「それでいいの?」

恵子「最初は軽くしとかな
面倒くさくなっちゃうし。
後は返事待ってたらいい」

彩「じゃあ待っておきます
お姉ちゃん。ありがとう」

彩は嬉しそうに自分の部屋
に戻っていった。

その頃・・・守は・・・

守「くー・・・くー・・」

魂輝「こんな所で寝てたら
風邪引きますよ。もう~」

疲れから死んだように
眠っていた。

魂輝に布団まで運ばれて
幸せそうに寝ていた。

そうとは知らず・・・

彩「返事が・・・来ない」

彩はずっと携帯を気にして
返事を待っていた。

彩「お姉ちゃん。どうしよ
返事が来ないねんけど」

恵子「どうしたんよ?」

彩は慌てて恵子の部屋に
行って相談していた。

彩「嫌われたんかも・・」

恵子「ちょっと。彩?」

彩「どうしよう・・・」

彩はかなり落ちていた。
悪い方向にしか考えれない

恵子「電話してみたら?」

彩「そんなん・・・無理」

恵子「気になるんやろ?」

彩「・・・うん。なる」

恵子「じゃああたしが電話
したげるから携帯貸して」

彩は恵子に携帯を渡す。
恵子はすぐ電話をかけた。

彩はドキドキしていた。
でて欲しいような・・・
でて欲しくないような・・

??「もしもしでーす?」

恵子「あっ。すいません。
今日掃除に来てもらった家
のものなんですけどぉ」

横で聞いている彩の気持ち
はもうドキドキしていた。

嬉しくもあり恥ずかしい。

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