第999話 24式

2023年9月8日

第36部-有志バンド-

t f B! P L
ジュン「あれ?マジ?」

イマキ「忘れられてる?」

守「うーん・・・」

ジュンとイマキと僕達が
一緒にいると色々な人が
集まりだしてきていた。

理子「ちょっとわかんない
沢田君思い出したげてよ」

沢田「そんなん言われても
わからんもんはわからん」

守君は言い切っていた。
そう考えてもいなかった。

ジュンとイマキは・・・
ショックを受けていた。

ジュン「マジかぁ・・・
じゃあこれでどうかな?」

ジュンが起勢をとった。
そして・・・太極拳をする

イマキも合わせてやりだす

司「えっ・・・?あれ?」

守「普通の24式やんけ。
驚くことあらへんやん」

理子「いや・・違うやんか
そういうことじゃなくて」

守「どういうことやねん」

司「基本に忠実に太極拳を
してる人なんておらんやん
せやからすごいんやんか」

理子「2人共ちがーう。
あたしわかったわぁ・・・
あれ北本君と今村君やん」

守「誰やねんな?それ」

司「あ~。ほんまやぁ~。
北本君と今村君やんかぁ」

中学の時の太極拳部に
入っていた同級生だった。

当時はもっと暗かった。
なのでわからなかった。

ジュンとイマキが太極拳を
止めてとまった。

ジュン「やっと・・・
思い出してくれた?」

イマキ「部長も副部長も
本気で忘れてたとはなぁ」

守「俺は覚えてたけどな」

司「守さん?さっき完全に
わからん言ってましたよ。

誰やねん。それとか・・・
言ってましたけど?」

守「いやぁ。久しぶりや。
ちょっと座って話そうや」

司「ちょっと待ってよ~」

守君は完全に僕を無視した
なかったことにされていた

中学の頃の昔話に華が咲く

ジュン「そういえば~。
そんなことあったわぁ~」

司「基本勢いだけやから
こっちは大変やったけど」

理子「太極拳部って言って
あんまやってなかったし」

守「建前は必要やんけ。
なにしてるかわからん部
やったら部費おりへん」

イマキ「なにしてるんか
わからん事多かったで」

守「部費は下りてたから
うまくごまかせててん」

全員「あっはっはっ!!」

井崎「すげぇ・・・
ジュンとイマキと普通に
話をしてるって・・・」

仁木「同じ学校やったって
そんなん知らんかったし
言ってくれたら・・・
よかったのに・・・」

普通に話をしていることが
不思議がられていた。

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