第998話 知り合い

2023年9月7日

第36部-有志バンド-

t f B! P L
僕が体育館から出る時
突然声をかけられた。

ジュン「あっ。部長?」

イマキ「あっ。ほんまや
めっちゃ久しぶりやん」

司「そんでさぁ。そこで
守君が怒った事あって」

女「へぇ~。そうなんや
沢田君も意外やんかぁ」

司「そうやねんなぁ。
あー見えてけっこう」

僕は通り過ぎていた。

僕が呼ばれたとは思って
いなかったから・・・

ジュン「ちょっと。部長
ちょっと待ってくれや」

女「宮根君?なんか
あの人宮根君のことを
呼んでるみたいやけど。
なんかオシャレな人」

司「うん?誰やろ?」

女「知らない人なん?」

司はじーっと見ていた。
かなり深く悩んでいた。

司「うーん。わからん。
人間違いじゃないかな」

ジュン「ちょっと待って
ガン無視はきついって」

司「あれ?僕なん?」

体育館の横まで歩いて
僕は呼び止められた。

全然知らない人だった。

その頃・・・舞台裏では

守「あー。お疲れさん。
お前らぁ。最高やった」

仁木「いえーいっ!!」

有山「楽しかったわぁ」

井崎「文化祭のバンドは
なめてたけどまさかや」

理子「感傷は後にしよ。
次の人達あるねんから」

守「おっ?そうやなぁ。
この後の事は教室戻って
から話するかなっと」

守君達は体育館を出る。
教室へ戻ろうとしていた

守「あれ?司やんけ。
なんかからまれてるで」

理子「どーしたんやろ」

井崎「・・・あれ?
おい・・・あれって」

仁木「ジュンとイマキや
来るって言ってたけど
ほんまに来てたんや?」

守「あー。あれがそうか
なんで司が知ってるん?
別にどーでもいいけど」

司「あっ守君。お疲れ」

守「おう。見てたんか。
どうやった?感想は?」

司「最高やったね。もう
みんな最高やったよ~」

ジュン「久しぶり」

井崎「あっ。どうも~」

仁木「まさか本当に来て
くれるとは思ってません
でしたけど~」

イマキ「副部長のボーカル
やっぱり最高やったわぁ。

沢田君のベースもやっぱり
相変わらずすごかったわ」

井崎「えっ・・?あれ?」

仁木「どういうこと?
もしかして知り合い?」

理子「知らないけど・・」

守「俺も・・・知らへん」

みんなわかっていなかった
僕だけじゃなく安心した。

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ