司「でもまさかやわぁ。
北本君と今村君がバンド
で有名やったとはさぁ」
北本 准一=ジュン
今村 清 =イマキ
ジュン「もともとはそんな
やる気でもなかってんけど
高校入ってからやれる事が
一気に減ってしまってな~
バンドやろうって誘われて
どうせやるんやったら本気
でやろうと思ったらなんか
しらんけどそうなってん」
司「才能あったんやって」
イマキ「どうなんやろなぁ
実際今こんなに頑張って
これてんのは中学校の頃の
文化祭がきっかけやねん」
理子「あ~。わかるわぁ。
あれ楽しかったもんね~」
守「なんかあったっけ?」
司「太極拳部でライブを
やったやんか。僕が太極拳
の演舞したい言うたのに
却下してたやんか」
守「あ~。あったなぁ」
守君は軽かった。
いつも通りみたいだった。
ジュン「あの時の・・・
太極拳部のあの熱さがやぁ
忘れられへんねんよな」
イマキ「最高やったし」
井崎「すげぇ・・・ジュン
とイマキが褒めてるで」
仁木「すごかったんや・・
沢田君達って・・・」
話しをしてから30分が
過ぎた頃に仁木のバンドの
メンバーがやってきた。
女「おーい。来たよぉ~」
仁木「タイミングわるぅ」
女「バンド見にきたで~。
ジュンさんとイマキさんは
まだ来てへんのかなぁ?」
仁木「もう来てるって。
ってかもう終わったし」
女「え~?マジで?あっ。
あっこおるやんか~」
仁木「ちょっと・・・
今はやめときって」
女達はジュンとイマキが
いるテーブルへ向かった。
女「お疲れさまでっす。
ジュンさん。イマキさん」
守「なんや?彼女か?」
ジュン「違う。違う。
同じライブハウスに出てて
顔見知りなだけやから」
女「ちょっと?あんた何?
ジュンさんにタメ口聞いて
なに偉そうにしてんの?」
上から目線で話をする。
空気が悪くなりだしていた
守君の機嫌が明らかに悪い
もうみんなわかっていた。
守「悪かったな。じゃあ
邪魔者はこれで失礼するわ
どうぞ。ごゆっくり~」
守君が席を立つ。
ジュン「ごめん。沢田君」
守「いいって。いいって。
今のお前らも立場あるやろ
俺が忘れてたのはこれで
チャラにしといてくれや」
司「僕の分もね~」
理子「あたしの分も~」
僕と理子も席を立った。
有山「俺も戻るわ」
井崎「そうやな」
仁木「あたしも戻るし・・
あの子らめっちゃ最悪や」
仁木が考えを改めた今・・
バンドメンバーの行動は
最悪な行動に写っていた。
僕達は教室へ戻ってった。
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