第995話 メインソロ

2023年9月4日

第36部-有志バンド-

t f B! P L
司「すごいなぁ~」

女「きゃ~。沢田君~」

女「沢田君見えにくい~
もっとこっち側きて~」

これがオープニングとは
思えない状態だった。

ジュン「相変わらず・・
全部持っていくよなぁ」

イマキ「演出上手すぎる。
リズムも・・さすがや」

ジュン「ドラムがちょっと
走ってるけどええやんけ。

沢田君のリズムキープって
改めて聞くとすげえよな」

イマキ「俺ももういっかい
沢田君とやりたなったわ」

ジュンとイマキはリズムを
とって聞いていた。

そして・・・だんだんと
気づいてくる者がいた。

確かな違和感があった。

ステージ上のみんなは
余裕なさそうに弾いていた

普通こういう舞台に上がり
演奏するとかっこよく弾き
見せようとするのに・・・

ただ・・聞いてると変わる

余裕なさそうに弾いてる
のが一生懸命弾いている
ように変わって見えてきた

理子「ROSIER愛しすぎて~
I've pricket my heart」

一番が終わって感想に入る
そこで・・・変わりだす。

仁木「ほら。いっといで」

守「ギター目立ってこい。
お前らの時間やからな~」

理子が少し下がる。そして
2人がギターソロを見せる

リードメインは有山君だ。

本当だったらライブハウス
に出ている井崎君にさせる
と判断するところなのに。

守君は普段ストリートで
丁寧に弾いてる有山君の音
をメインソロに選んでた。

有山「く~。気持ちいい~
観客こんなおったらやぁ」

井崎「すげぇな。こんなに
観客見てくれてるって~」

ソロが終わり交代する。

そして目の前の観客のノリ
が演奏する者に全力を
出させる。

司「かっこええなぁ~。
みんなめっちゃええよ~」

女「有山君とか井崎君って
あんなすごかってんね~」

司「うん。みんなすごい」

そのままの勢いで曲は進み
あっというまに終わった。

守「おっけぇ~。上出来や
MCの間チェック怠るな」

有山「OK。わかってる」

井崎「こっちもOKや」

観客席からは大歓声が
沸き起こっていた。

たまに沢田君付き合って
って声も聞こえていた。

そしてMCへ移っていく

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