彩「ダメ・・・ですか?」
守「いえ。構いませんが。
じゃあ・・・はい」
守は紙に携帯番号を書いて
彩にサッと渡した。
彩「これは?」
守「俺の携帯番号と
メアドですけど」
彩「いいんですか?
これもらっても」
守「ええ。いいですよ」
彩「ありがとうございます
すぐメールしておきます」
守「じゃあ俺戻りますんで
お茶・・・ありがとう」
守は番号とメアドを渡す事
でこの場を回避していた。
そして残りの仕事をやる。
せっせと汗かいてやってた
守「あ~。終わったぁ。
親方ぁ。残りあるの~?」
親方「後これだけやぁ。
ちょっとまっとれ~」
守「じゃあ後掃き掃除を
して片付けしていくから」
片付けも大事な仕事だ。
使わない道具を直していく
時間は6時になっていた。
奥さん「終わりました?」
守「あと少しで終わりです
終われば声かけますので」
奥さん「疲れましたでしょ
一日掃除をしていたら」
守「もう慣れています。
疲れたなんて言えません」
奥さんと話をしていると
親方も車まで戻ってきた。
仕事の終わりを告げた。
親方「じゃあ帰ります。
ありがとうございました」
奥さん「いえいえ。
こちらこそ。また来年
よろしくお願いします」
清掃道具を全て車に積んで
さっさと出発して帰った。
守「すんませんでした。
俺のせいで遅くなって」
親方「しゃあないわ。
娘さんに好かれてたから」
守「好かれてませんよ。
何言ってるんですか?」
親方「どう見ても守の事を
好きそうやったやんけ」
守「まさか。芦屋ですよ。
庶民とは違いますって」
親方「守はモテるみたいで
ほんまうらやましいわぁ」
守「だから違いますって」
楽しそうに帰っていた。
そして・・・時間が過ぎて
夜になっていた。
恵子「ただいまぁ~」
彩「お姉ちゃん。お帰り」
奥さん「お帰りなさい。
ご飯はどうされます?」
恵子「彼氏と食べてきた。
今日は疲れたぁ~」
恵子は自分の部屋に
戻っていった。
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