そして・・・翌日・・
親方「おう。守~」
守「おはようございます
すいません。迎えに来て
もらって助かりますわ」
親方「はよ乗れ。芦屋
まで遠いねんからや」
守は車に乗り込んだ。
親方と一緒に移動する。
守「現場が芦屋ってのは
珍しいですよね?」
親方「まぁ。そやなぁ。
去年から頼まれて行って
るんやけど。1人やと
さすがにきつくてなぁ」
守「きついんですか?」
親方「精神的にしんどい
めっちゃ家でかいねん」
守「うわぁ。きっつ~」
親方「去年1人で行って
来年は2人で行かんと
仕事終わらん思ってな」
守「それで俺ですか?
俺は腕ないですけど」
親方「守はきっちりと
仕事するからええねん。
いちいち確認せんから」
守「チェックほしいけど
ろくに余裕ないですね」
親方「でかすぎるねん。
余裕なくて1日作業や。
日当多めに出したるわ」
守「おっ。この不況を
ものともしませんね~」
親方「バーロォ。不況の
煽りくらってるっての」
高速に乗って芦屋へ。
車の中で色々話し合った
1時間半ほど車を走らせ
細道に入っていき着いた
守「ここが・・そう?」
親方「おう。そうやねん
周りの家もでっかいけど
ここは特別でかいねん」
守「なにやってる人?
こういうとこ住む人は」
親方「そんなん知るか。
ほれ。さっさ準備しろ」
守「はーい。道具は全部
降ろしてったらいい?」
車から道具を降ろして
作業の準備にかかっていた
??「おはようございます。
今日はお願い致しますね」
親方「あ~。どうも。
おはようございます」
守「おはようございます」
高貴な奥さんが出てきた。
雰囲気が全然違っていた。
さすが芦屋と思った。
奥さん「今日はお手伝い
さん1人しかいませんが」
家から他にも人が出てくる
??「じゃあ行ってくるわ。
今日夜ご飯いらへんから」
守「あれ?あれっ・・?」
高貴な奥さんとは違って
垢抜けた娘さんが出てきた
ブランドに身を包んでいた
モデルみたいだった。
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