第1004話 大掃除

2023年9月14日

第37部-恋愛状態-

t f B! P L
司「あ~。終わったぁ
全部やりきったぁ~」

守「できてへんやんけ
ガラス清掃は俺やるわ
司は教室やっとけや」

司「あー。ほんまや。
ムラがめっちゃある」

今日は学校の大掃除。

もうすぐ冬休みに入る
ので大掃除をしていた

期末試験も終わって
のんびりした学校生活
を送っていた。

学校の大掃除なんて
男子は真面目にはしない

さぼるか遊びながら
やってる者も多いけど。

守君と僕はやっていた。

守君は職人気質なので
きっちりやりあげている

バイトも清掃業なので
やたらスピードも速い。

守「よし。OKや」

司「ピカピカやなぁ」

守君の清掃するガラスは
ピカピカになっていた。

水切りを使ってスッと
やってくのはすごかった

掃除の時間も終わって
平和な日々が続いたまま
あっという間に日が過ぎ
終業式の日を迎えた。

司「あがりましたぁ。
オーダーお願いします」

チーフ「はーい。了解。
お待たせしましたぁ~」

司「えっと。オーダーは
・・・一気にきてるや」

僕は終業式の日にバイト
に入っていた。

バイト先の先輩や同期は
しんどいし土日入るので
ほとんどが辞めてってた

その分できる人が少なく
僕はかなり入らされてた

守君はというと・・・

守「よし。終わったぁ。
次の現場どこですか?」

先輩「次の現場はなぁ。
ちょっと親方に聞くわ」

洗いの現場に入っていた

ハウスクリーニングや
ビルの窓拭き等をしてた

お互い昼間に働いて夜が
自由な時間になっていた

先輩「守。お前今日は
もう上がってええって」

守「えっ?なんでですか
まだ3時ですけど?
ヘルプとか廻れますよ」

先輩「それは俺が行くわ
とにかく今日は終わりや

ただ明日早いねんってよ

親方が明日芦屋の方で
ハウスクリーニング入る
から手伝ってくれって」

守「社長が?」

先輩「明日朝迎えに行く
って行ってるから」

守「わっかりましたぁ。
じゃあすいませんけど」

先輩「おう。お疲れ~」

まさか・・・翌日が・・
守君にとって大事な一日
になろうとは本人自身も
思っていなかっただろう

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ