司「あっ。お帰り~」
守「おう。ただいま。
タマに掴まってもた」
魂輝「持久戦だったら
僕の方が有利でーす」
司「2人共お疲れさん
ジュースそこあるよ」
守「おう。ありがとう
あ~。生き返るわぁ」
魂輝「最高でーす」
司「座って飲んだら?」
2人共座った。
そして話しこんでいた。
魂輝君は忘れていた。
バンドの出番の事を。
司「文化祭終わったら
このまま帰るの?」
理子「まさか。
そんなんやったら
うちらこんなに練習を
頑張れてるわけない」
司「えっ?そうなん」
守「学校終わったら
打ち上げいっからな。
その為に頑張ったんや
司も来たらええねん」
司「あっ?そっかぁ。
じゃあ僕も邪魔するわ
えっと・・・それは?
飲み物は・・なに?」
守「ジュースや」
司「そうやんね・・・
そりゃあ・・そっか」
もしかして・・お酒?
かと思ったけど・・・
さすがに甘かった。
それから・・・みんな
で屋台をまわったり
して遊んでいた。
魂輝君もはしゃいでた
時間が過ぎるのが早い
そして・・・文化祭も
終わり解散して三宮に
出て打ち上げもやった
守「今回は司のせいで
ボーカルあかんくなる
とこやったからなぁ」
司「僕のせいなの?」
守「どうみても司や。
やきもち焼きやから」
理子「嬉しかったよ。
あたし聞いた時は」
司「よかったぁ」
守「よくねーっての。
こっちは被害者やぞ。
ボーカルの代わりは
用意してへんねんや」
みんなでだべっていた
今日で最後だったから
そして・・時間が過ぎ
僕らはお店を出た。
そして終わりを告げる
守「じゃあ・・ここで
バラと彼岸花解散や」
有山「ありがとう。
本当に楽しかった」
井崎「沢田君と一緒に
やれて最高やった」
仁木「バラと彼岸花の
ドラムやれてよかった
後悔しそうやったよ」
理子「また来年やね。
それまではバラバラ」
同じ目標を持ってた
バンドも今日で終わる
そしてまた明日からは
元通りの生活に戻る。
みんな・・わかってた
短い間だけだったけど
あの瞬間は仲間だった
それを感じた上で・・
それぞれの道に戻る。
次に集まる時は・・・
もっと成長していよう
そしてもっと最高の
ステージを作ろうと。
しかし・・・この時は
来年の有志バンドには
参加しないと言う事に
なるとは思ってなかった
駅のホームで解散して
僕達は家に帰ってった
司「ふぅ。疲れたなぁ
もうすぐ冬やんかぁ」
文化祭の余韻を残して
家に帰って休んでいた
それから数日が過ぎて
期末試験も終わり冬休み
に入っていった。
第36部-有志バンド- 完
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