第991話 深く反省

2023年8月29日

第36部-有志バンド-

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司「女は女で・・・
我慢してるのかなぁ?」

野田「守が言ってたわ
司は自由にしてれるの
が彼女がわがままを
言わないからって」

司「守君が?」

野田「守はけっこう司
のこと羨ましいねん。

司の周りにはいっつも
彼女がいててその事に
司は気づいてないけど
いい彼女見つけてる。

俺もあんな彼女が
おったらなぁ~って」

司「うらやましいのは
守君のほうやって」

女子からモテている守君の
方が羨ましいと普通は思う

野田「どうなんやろな
んー難しいとこやけど

守は手に入れてる物が
司とはちょっと違う。

そこの差かなぁ~」

司「どこの差なの?」

野田「守は求めなくても
手に入るもんが多いねん

黙ってても向こうから
勝手に近寄ってくるし」

司「そういえば・・・
自分からっていうのは
あんまり見た事ないや。
道場ぐらいしか・・・」

守君はモテているし
そんなに何かを求めて
いることもなかった。

野田「前に言ったやろ?

簡単に手に入る物は大事
にはできへんって。

守もそれわかってるねん

だけど周りが寄ってくる
から無視できへんねん」

司「なんか難しいね」

野田「人付き合いはな。
思ったように行かへん」

司「そっか・・だから」

人付き合いは難しい。
改めてわからされた。

それからも話をしてて
時間はもう夜になった。

野田「じゃあ帰るかぁ。
話し長くなっちゃったな

まぁ文化祭が終わったら
理子ちゃんに謝れば?

そんで自分が嫉妬してた
気持ちを伝えればええ。

抱きしめた方が効率いい
それか手を繋ぐかやな」

司「うん・・・わかった
そうするよ。ありがと」

野田「おう。じゃあな」

先生と別れて僕は帰る。

ご飯を食べ風呂に入って
自分の部屋で休んでいた

そして携帯を見た。

司「あれ・・・?うわ~
めっちゃ着信あるやん」

着信履歴のほとんどが
理子からの電話だった。

メールを見ると話したい
という内容も来ていた。

それに守君からも1回
だけかかってきていた。

気づいた瞬間・・・
気づかずに本当にごめん
って思って深く反省した

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