ファミレスでバンド連中と
話をしてるとそこへまさか
の人がやってきた。
ジュン「あー。あっつ。
俺ウーロン茶がええわ」
イマキ「ドリンクバーや。
好きなもん飲んどけや」
女「ちょっと・・・あれ?
ジュンさんとイマキさん」
仁木「えっ?どこどこ?」
女「ちょっと。どうしよう
挨拶しておくべきかなぁ」
少し離れたところの席へ
案内されて座っていた。
仁木「挨拶してもどうせ
あたしらとは全然違うし
迷惑なるからやめとき」
女「・・・そうかもねぇ
あたしらも頑張らなね」
仁木「そんでなー。
その沢田君っていうのが
めっちゃ自己中やねん。
自己中やのに井崎がさぁ
そっちについてってん」
女「井崎君がぁ?マジ?
井崎君ライブハウス出て
るのに文化祭出るの?」
仁木「そうやねん」
だんだん大声になってた
それは・・聞こえて・・
ジュン「なんかあっちの
方うるさくないかー?」
イマキ「なんやろうな。
文化祭の話しみたいや」
ジュン「文化祭かぁ~。
めっちゃ懐かしいな~」
イマキ「もっかい中学の
時みたいにやりたいわ」
ジュン「あれ?あの子達
うちのライブ出てたな」
イマキ「ほんまやん。
ちょっと声かけとくか」
ジュン「そやなぁ~。
おもしろそうな話をして
るみたいやからなぁ~」
ジュンとイマキが近づく
そして・・声をかけた。
ジュン「こんばんわ。
声が聞こえたから挨拶を
しとこうと思って」
イマキ「こんばんわ。
キースのドラムのイマキ
です。知らないかな?」
女「きゃ~。あっちから
きた~。すいません。
知ってます。知ってます
どうぞ。よかったら」
女はパニックになってた
向こうから来るとは・・
ジュン「じゃあ少しだけ
ごめんね。邪魔をして」
ジュンとイマキは座る。
少しだけ話を聞いていた
女「そんでこの子がぁ。
文化祭に出るって言って
るんですよ~。
どう思いますかぁ~?」
ジュン「いいやんか。
文化祭は大事やで~」
女「え~。そうです~?
ジュンさんはぁ~。
文化祭って出ますか」
ジュン「出ないけど」
女「ほらぁ。やっぱ~」
ジュン「でも中学の時に
出たのがきっかけで俺は
今バンドやってるねんな
あの時ぐらいのことは
うちの学校の文化祭じゃ
さすがにできへんから」
イマキ「それは同感やな
あの時全力やったしな。
かっこ悪いって思ってた
事がかっこよかったな」
女達は黙って聞いていた
そしてうっとりしていた
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