そして・・・バンドの
連中が集まった会議で。
守「曲目決まったぁ?」
理子「決まってない・・
みんな意見バラバラで」
守「ふーん。そうなんか
じゃあバンド名は?」
井崎「決まってへん・・
俺はCOOL DRIVEがええと
思ってるねんけど」
有山「そんなん嫌やわ。
トラップとかはどうや」
仁木「それも嫌やなぁ。
ヴェルサイユはどう?」
井崎「意味がいるねん。
バンド名っていうのは」
3人はぶつかりあってた
バンド名は大事らしい。
理子「ずっとこんなんで
全然進んでないねんよ」
守「はぁ。面倒やな。
わかった俺が決めるわ」
守君が話しに入っていく
守「バンド名なんてのは
なんでもええねんや。
そうやなぁ・・・んと」
守君は紙に書き出した。
守「これで決定。はい」
その紙をみんなに見せる
書かれていたバンド名は
「バラと彼岸花」
井崎「これがバンド名?
どういう意味なん?」
守「意味なんてないよ。
俺が好きな花達なだけ」
有山「花って・・・」
仁木「バラと彼岸花かぁ
ええやん。なんか」
有山「そうやなぁ。うん
俺もこれでええかな」
井崎「今まで悩んでたの
はなんやったんやろな」
雰囲気が一瞬で戻った。
守君の独断で決められた
守「後は曲目やなぁ。
候補はあがってんの?」
有山「まぁ一応・・・
今年売れた曲やけど」
守「うん。それでいい。
Flavor Of Lifeにしよ。
これやったら通るやろ」
仁木「通るって・・?」
守「生徒会の審査。
曲目ひとつだけやろ?」
井崎「まぁそうやけど」
守「じゃあこれ練習や。
スコアは各自で用意な」
有山「Flavor Of Lifeは
他にもやる人多いと思う
それでもええんかなぁ」
守「ええねん。ええねん
審査落ちたら意味ない」
仁木「審査は簡単やで?
心配する事ないと思う」
守「審査クリアしてから
大変になるんやけどな。
じゃあ。そういう事で」
仁木「あっ。ちょっと」
理子「あれは絶対に
いらん事考えてるわぁ」
この時まで練習という
練習はしていなかった。
他の有志のバンド達は
もう合わせたりしてた。
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