その翌日からは文化部が
文化祭に向けてはりきり
準備を進めたりしていた
運動部は変わらないけど
文化部のムードは違った
まぁ・・文化部はここで
頑張らないといけない。
ここしか舞台がないから
いつでも舞台のない
帰宅部の僕らにはなにも
関係が無かったけど・・
やる気のある連中もいた
そう・・・それは・・・
男「どうする?文化祭の
有志バンド募集してたで
どうする?出る?」
男「どうしようかなぁ。
学校の有志ってやぁ」
バンドをしている連中だ
音楽にこだわりをもって
専門用語で話をしている
みんなに聞こえるように
自慢そうに言っていた。
話を聞いているとバンド
にもランクがあるらしく
階級制度になっていた。
一番トップの連中は
ライブハウスに出ている
ぐらいのバンドの連中。
次に軽音楽部やバンドを
組んでいる連中。
最後に文化祭の時だけ
個人でやっている人達が
集まって組んだバンド。
文化祭にライブハウスで
出ている連中が出れば
なんか別格らしい。
僕達は冷えていたけど。
それから数日がして・・
やっと気づいた人がいた
理子「ねぇねぇ。見た?
有志のバンド出ーへん?」
司「僕は出ないよ。そんな
ギターやってないし・・」
守「俺も勘弁。めんどい」
理子「ちょっと。なんで?
中学の時やってたやんか」
理子がはりきっていた。
僕達が出ると思ったらしい
司「理子は歌がうまいから
でたらいいんじゃない?」
守「有志見つけてガールズ
バンドででたらええねん」
理子「そう言われてもぉ。
そんな人知らないし・・」
守「掲示板にでも貼ったら
集まってくるんやないか」
理子「そんなんめっちゃ
やる気あるように見えて
しまうやんかぁ」
守「そこ否定するかぁ。
かなんなぁ。もう・・」
理子「かなんってなによ
沢田君はベース弾けるのに
出ないのあかんくない?」
守「なんやねん。その変な
あてつけは。やめてくれ」
理子「司も司やんかぁ。
ギターちょっと練習したら
できるんちゃうの?」
司「初心者レベルやって。
高校なったらごまかせん」
教室でうるさく騒いでた。
それがきっかけで・・・
??「あの。ちょっといい?
沢田君ベースできるの?」
??「よかったら・・・
ちょっと話しいいかな?」
??「そりゃあ無理やったら
しょうがないねんけど」
同じクラスだけど普段は
ろくに話をしない2人の
男子と1人の女子が話し
かけてきた。
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