清人「ただいまぁ~」
守「おかえり~」
魂輝「おかえりですぅ」
清人「2人共帰ってたんか
ほれ。たこ焼き買ったから
熱いうちに食っとけよ~」
魂輝「ありがとうです」
守「なんや?珍しいな。
今日なにかあったんか?」
清人「さぁ。どうやろう。
タマ。なにかあったか?」
魂輝「何もなかったです」
清人「・・・そうか。なら
なんにもなかったんやろ」
守「???」
守は不思議がっていた。
そして・・・もう1人・・
由紀「ただいまぁ~」
守「マミィ。お帰り~。
ダディがたこ焼き買って
きてくれてんけどやぁ」
由紀「ふーん。そう?
あたしも買ってきた。
クレープやねんけど」
守「へっ?なんで?
なに?なんか変やん」
由紀「何が変なん?」
守「ダディもマミィも
なんか買ってくるって」
由紀「たまにはねぇ~。
買ってきてあげんとね」
守「たまに買ってくる事
さえ普段ないやんかぁ」
由紀「タマにはって・・
言ったんやけど・・・」
守「えっ?タマにか?
タマ。何があったんや」
魂輝「何もないですよ」
由紀「なにもないって」
守「おかしい・・・」
守は異変に気づいていた
今日は魂輝の誕生日か?
とか色々考え出していた
魂輝「おかしくないです
守。食べましょうよ~」
守「そやな。食おうか」
魂輝の反応からたいした
ことはないと判断をして
守も適当に食べていた。
そして時間が過ぎ・・・
魂輝は考え込んでいた。
魂輝「僕も・・・早く
高校生になりたいです」
司と守が高校生になって
楽しそうにしているのを
見て魂輝は羨ましかった
行動範囲が広がるし免許
も取りにいって乗れる。
そんな守を見てきている
その姿に惹かれていた。
魂輝「後半年の我慢です
我慢・・・するですよ」
ずっと我慢をしていた。
表には出していなかった
高校まで・・・後半年。
どこの高校にするのかも
まだ決まっていなかった
そして翌日からの学校は
不良は魂輝に関わらずに
少しおとなしくなってた
魂輝も威張ることはなく
学校で普通に過ごしてた
変わった事と言えば・・
魂輝に彼女ができていた
前中「魂輝~。帰ろう」
魂輝「ごめんです。僕は
今日道場あるんですよ」
前中「え~。つまらん。
じゃあ明日デートしよ」
魂輝「ごめんです。明日
太極拳部のみんなと帰り
にマクドに行くんです」
前中「え~。あたしは?
ほったらかしなん?」
魂輝「明後日ですね」
前中「じゃあ明後日で。
絶対やで。ぜーったい」
魂輝「あっ。ごめんです
明後日守の文化祭です。
そっち行きたいですよ」
前中「魂輝がいくのなら
あたしもついていくー」
魂輝は付き合うって事が
よくわかっていなかった
彼女に引っ張られながら
付き合う事を学んでいく
だけどそれは違うお話。
公開するほどの話じゃない
そして・・・同時期・・
司「明後日文化祭かぁ。
ライブ楽しみやなぁ~」
舞台は変わり高校へ戻る
第35部-魂輝の平日- 完
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