第967話 親の制裁

2023年7月31日

第35部-魂輝の平日-

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不良「親父・・・けっ」

親「ちょっと。その態度
はなに?手伝いなさい」

不良「誰が手伝うかいや
親父めっちゃ弱いやんけ

かっこ悪いねん。ボケ」

親「ちょっと。あんた」

反抗的な態度だった。
素直にはなれなかった。

父「甘やかしすぎたな。
お前には今まで自由に
させすぎたのが悪かった

父さん・・責任とるわ」

父親が息子に近づいた。

不良「なんやねんや」

バチイィイン・・・

親「あなた・・・」

父親が息子をびんたした
暴力が暴力を生んでいた

不良「いってぇ・・・
なんやねん。コラぁ」

バシイィイン・・・
バシイィイン・・・

父「かかってこい・・・
父さんに意地見せてみろ
お前が悪くないのなら」

不良「なめんなやぁ」

スッ・・・バチイイン

不良のパンチは当たらず
カウンターでびんたする

不良「がはっ・・・」

父「父さん。弱いけどな
恥じることはしてない。
お前は・・・なんや?」

不良「うっ・・・うっ」

不良は親に殴られて
泣いていた・・・

父「今回は・・こっちが
全面的に悪いんやろうな

正解にさせないか・・・
野田さんに迷惑かけた。

ほんまに・・・あの人は
損な役ばっかして・・」

その頃・・魂輝達は・・
手を繋いで歩いていた。

魂輝「先生。ごめんです」

野田「あん?なにが?」

魂輝「問題起こしました。
先生に迷惑かけたですよ」

野田「ははっ。まさか。
タマが悪くなかってんから
なんでもなかったっての」

魂輝「でも・・・」

野田「それにな。これは
タマだけやないねんな。

うちの連中もめごと多い
せやからもう慣れてる」

魂輝「そうなんです?」

野田「中学ではないけど
小学校の頃多いねんなぁ

小学生の頃やったらまだ
判断力も行動力もないし
まぁしゃーないんやけど

誠も圭介もそうやった。
他のリーダー連中もやな

今の小学生の部の子らも
けっこうもめてるねん。

呼び出し多くて大変や」

魂輝「誠も圭介もですか
みんなそうなんですね」

誠と圭介は魂輝と同学年
で道場の各班リーダー。

魂輝と先生は楽しそうに
話して校門へ向かってた

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