父「野田さんのところ
とはよく取引してんねん。
よく世話になってるから」
母「え~~~っ」
野田「俺じゃないっての」
父「ははっ。そうですね。
宮根さんのところですけど
野田さんも一緒ですやん」
母「あの・・・その・・」
父「野田さんはどうして?
ここに来てるんですか?」
野田「んー。代理保護者で
引き取りに来ただけや」
父「あ~。そうなんですか
どの子の代理なんですか」
野田「あんたのところの子
をボッコボコにした子」
父「えっ・・・?」
野田「詳しい話しは奥さん
から聞いて。俺が話すると
奥さん立場ないやろうし」
先生は面倒くさそうだった
自分で話しはしなかった。
父「おい。どういう事や」
親「あの・・・」
母親は自分の都合のいい
ように話をした。
その話には食い違いがある
が話を止めずに先生は聞く
父「・・・ほんまやな?」
親「そう聞いたから・・」
父「野田さん。どうですか
間違いはないですか?」
野田「はははっ。おいおい
間違ってようが間違って
なかろうが奥さんの言う事
信じるしかないやろ?」
母「・・・」
父「そう・・・ですね」
野田「ただこっちもなぁ。
間違ってない者を間違った
事にさせられへんねんや」
先生が父に近づいていく。
周りの者は黙って見ていた
父「間違って・・ない?」
野田「あんたは奥さんを
信じる。俺はタマを間違い
にさせる訳にはいかへん。
男の意地の張り合いやな。
殴り合って片をつけるか」
担任「なっ・・・」
不良「っ・・・」
母親「そんなこと・・・」
突然の殴り合いの提案。
大人からの殴り合い発言に
そこにいた者が言葉を失う
大人がそんな事を言う事に
周りの者は恐怖していた。
魂輝以外は・・・
魂輝「ふーん。そうやって
正解にしていくんですね。
この場で今間違えてるのは
母親達になりましたよ~」
野田「今回は・・そやな。
お互い一発ずつ交代に殴り
合うほうがええやろな~」
父「野田さん・・・冗談は
やめて下さいよ・・・」
母親「そうよ。うちの旦那
は少林寺3段なんやから」
父「お前は黙ってろっ!!
俺に怪我させたいんかぁ」
母親「あなた・・・」
野田「少林寺3段かぁ・・
4段でおってほしかった」
先生はやる気を出していた
ちょっと楽しそうだった。
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